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海外旅行保険付きクレジットカードのおすすめ5選!保障内容から使い方まで徹底解説

「海外旅行保険がついたクレジットカード」について情報収集している人は、以下のような不安や疑問を持っていることが多いです。

あなたも同じ疑問や不安をもっていませんか?

  • クレジットカードの海外旅行保険って、どんな保障内容なの?
  • クレジットカードの海外旅行保険の使い方が知りたい…
  • 海外旅行保険がつくおすすめのクレジットカードを教えて!

上記のような疑問や不安を持っているのに解決しないまま、クレジットカードを作ろうとすると大変です。

自分にあったカードでない可能性がありますし、実際に保険を利用する時の使い方がわからないことだって考えられます。

せっかく海外旅行保険がついたクレジットカードを作るのだったら、もっと知識を深めてから作りたいですよね。

そこで今回の記事では海外旅行保険がついたクレジットカードについて、絶対に解決しておくべき疑問全てに、クレジットカードを長年研究してきたクレカマニアが回答していきます。

この記事を読めば、あなたが知っておくべき「海外旅行保険がついたクレジットカード」に関する知識はすべて網羅できます。

読み終えた時には、

  • 「クレジットカードの海外旅行保険の保障内容」
  • 「クレジットカードの海外旅行保険の使い方」
  • 「マニアが選んだおすすめの海外旅行保険付きのクレジットカード」

についてハッキリと理解できているでしょう。

クレジットカードの海外旅行保険の保障内容

まず紹介するのは「クレジットカードの海外旅行保険の保障内容」です。

クレジットカードに付いてくる保険で、代表的なものの一つが「海外旅行傷害保険」です。

名前通り、海外旅行の時に起こるかもしれない多様なリスクに備える傷害保険です。

海外旅行傷害保険を多少略して「海外旅行保険」といわれています。

海外旅行や海外出張では、この保険の有無で安心できるかどうかも変わってくるので、内容を理解し、賢く活用することが望ましいです。

この章はそんな海外旅行保険について、いったいどんな保険なのか? というような初歩的な内容から、様々な特徴まで詳しく解説していきます。

海外旅行保険とはどのような保険なのか

クレジットカードの海外旅行保険は、名前そのままに、海外旅行地での不慮の事故など、トラブルや負傷による損害を補償するものです。

しかし保険保障内容などの細部は、クレジットカードごとに異なります。

一般的な保障には次のようなものがあります。

  • 負傷が原因で死亡又は後遺障害が残った場合に保険金が支給される
  • 旅先で病気になった場合、病院に入った治療費が補償される
  • 旅行中にけがをした場合、その治療費が補償される
  • 旅行中にけがや病気で入院した場合、日本の家族などが現地に出発できる交通費や滞在費が保障される
  • 旅行中に誤って人を負傷させたり、物を毀損などの損害を与えた場合、保険金が支給される
  • 携帯品が盗まれたり、破損などの損害を受けたりした場合に損害額が補償される

保障内容はクレジットカードごとに異なる

「クレジットカードの海外旅行保険はどれも同じでは? 」と考える人が意外と多いのですが、それは間違いです。

実際にはクレジットカードで保険の保障内容や保障金額はかなり違います。

注意

具体的には「旅行中に誤って人を負傷させたり、物を毀損などの損害を与えた場合、保険金が支給される」などの保障がないクレジットカードもあります。

一般的には、年会費が多くなるほど、より充実した保険がついて来ることが多いです。

海外旅行によく行くという方は年会費がそれなりにかかったとしても、ゴールドカード以上のクレジットカードを持つメリットが大きいです。

あまり海外に行かない方は高い年会費を払ってまで、海外旅行保険をする必要はないでしょう。

名前は「海外“旅行”保険」だけど出張や留学でも保障可能

「海外旅行保険」というくらいだから、海外旅行だけにしか適用されない、と考える人は多いです。

しかし実際には旅行以外の海外出張も、海外短期留学でも保障されます。

ただ保障期間は出国から90日までと設定されたものが多く、それ以上長く海外に滞在する場合にはクレジットカードの海外旅行保険では不足するので要注意です。

海外旅行傷害保険で重視したい保障

クレジットカードの海外旅行保険で重視するべきは「死亡保障」よりも「治療費保障」です。

クレジットカード保険の死亡後遺障害保障には、疾病での死亡、後遺障害の保障はついていません。

事故などによる傷を原因とする場合のみが対象です。

海外での死亡の確率は極めて低く、海けがをしたり、病気になる確率はかなり高いです。

さらに海外での医療費は日本人が思うよりも高額なものです。

治療費負担に意識を注いだ方が、現実的に海外で起こりえるリスクをそぎ落とすことができます。

海外での怪我は多大なる出費を生み出す

緊急入院になれば、少なくとも数十万円。

高い場合には数百万円以上の医療費が必要になる可能性があるのが、海外の実情です。

また、入院が不要な場合にも負傷と救急等の緊急対応を何時間受けるだけで、20万円程度の医療費を請求されるケースもあります。

救急車も有料です。日本の医療費の感覚で海外に行けば大変な目に合うでしょう。

わずかな処置で多額の金額が請求されるのが海外医療です。

自分は大丈夫と考えずに万一に備えてください。


ここまででは、「クレジットカードの海外旅行保険の保障内容」をお伝えしました。

クレジットカードに付加される海外旅行保険の基本的な知識について、理解していただけたのではないでしょうか。

次に紹介するのは、「クレジットカードの海外旅行保険の使い方」です。

使い方よりも先に海外旅行保険が優れたオススメが知りたいという方は「マニアが選んだおすすめの海外旅行保険付きのクレジットカード5選」に進んでください。

クレジットカードの海外旅行保険の使い方

海外旅行保険で、気になるのはキャッシュレス診療が可能かということです。

キャッシュレス診療とは

現金を出さなくても、(持参しなくても)、診察・治療を受けることができるというものです。

急病人を緊急治療可能な日本の病院と違って、海外では支払い能力がない応急患者の治療は拒否されるのが普通です。

いくらお金を持っていると考えられている日本人でも、事故や病気では数百万円の負担が生ずることも珍しくなく、治療費がなければ治療を拒否されてしまいます。

海外旅行保険を重視してクレジットカードを選ぶなら、キャッシュレス診療対応かどうかは予め確認しなければなりません。

キャッシュレス診療が不可能なクレジットカードでの保険の使い方

クレジットカードに海外旅行保険があるならば、どこであれ事故や救急時の緊急デスクの電話番号があります。

海外旅行の前に各クレジットカード会社のホームページで電話番号を確認しておいてください。

確認する時はブランド名で調べるのではく、カードを発行している会社で調べてください。

「カード発行会社名 緊急連絡先 海外」で検索すれば、以下のような対象のホームページで出てきます。


参考
三井住友カード 緊急連絡先 海外検索した例三井住友カード公式サイト

まずはそちらに電話して、必要ならば日本語対応可能な病院を紹介してもらいましょう。

旅行前に緊急デスクの電話番号は必ずチェックし、スマートフォンや手帳などに記載しておくと、トラブルの時に手早く手続きが進められるでしょう。

緊急時のクレジットカード会社などの連絡先は、多くの場合は受信者負担電話(通常の発信者ではなく、着信者が負担するもの)です。

携帯電話でも電話料金を気にする必要はありません。

電話をする際には次のようなものを聞かれるので、こちらも予めメモを準備しておきましょう。

電話する前に準備するもの
  • 海外旅行保険のID(クレジットカードならカード番号)
  • 名前など本人確認に必要な情報
  • 現在地(国の地域の名前、ホテルの名前など)
  • 入国、出国予定日
  • (近くに病院があれば)病院の名前

上記事項は通常海外旅行の時は意識しておくと、問題発生時にスムーズに対処することができます。

キャッシュレス診療が不可の保険の場合は、現金を持参して病院にいく必要があります。

国や地域にもよりますが、病院での治療は現金なしにはできないと考えた方がいいでしょう。

治療後の明細を病院で受け、帰国後その領収証をもとに保険会社に請求すれば自己負担分が減らせます。

キャッシュレス診療が可能なクレジットカードの保険の使い方

診察と治療が必要になったらまず、海外旅行保険の緊急デスクに電話します。

日本の電話番号に「81」を挿入して、発信しましょう。

その後、電話で指示された現在いる都市や地域で保険が適用できる病院を訪れます。

あるいは、こちらが指定した病院(ホテルの近くにある病院など)で保険の適用を受けられるのか聞きましょう。

海外で日本語対応可能な病院は概して保険を適用していて、現地語の他にも英語対応可能なことが多いです。

キャッシュレス診療までの手続き

クレジットカードでキャッシュレス診療を受けるには、パスポートやクレジットカードに加え、利用明細が必要です。

利用明細と公共交通の利用明細です。航空機、電車、船舶、バス、タクシーなどが該当します。

またはツアー型企画旅行料金を支払ったことを証明する書類でもOKです。

これらを準備して病院のレセプションに提出すると、病院側が保険会社に連絡して対応することになります。

この後、病院側と保険会者での打ち合わせ後にキャッシュレス診療が承認され、保険適用が許可されます。

ちなみにパスポートとクレジットカード以外は基本的に必要ありません。

カードでだけ保険に入っていることが証明されると、保険会社が病院に治療費の肩代わりをします。


ここまででは、「クレジットカードの海外旅行保険の使い方」をお伝えしました。

実際に海外旅行保険を使う際にどうすればいいのか、理解していただけたのではないでしょうか。

次に紹介するのは、「マニアが選んだおすすめの海外旅行保険付きのクレジットカード」です。

マニアが選んだおすすめの海外旅行保険付きのクレジットカード5選

クレジットカードマニアが海外旅行保険付きを選ぶ時、「キャッシュレス診療」がついているかどうかは正直いって気にしません。

なぜなら昨今の海外旅行保険付きクレジットカードには、キャッシュレス診療がついているのが常識だからです。

海外旅行保険がついているのに、キャッシュレス診療がついていないクレジットカードの方が珍しいといっても過言ではないでしょう。

当然、今回おすすめするクレジットカードにもキャッシュレス診療機能は当然のようについてきますのでご安心を。

今回のおすすめ選定基準は

  • 海外旅行保険の保障内容が良い
  • 年会費がかからない

の2点です。

これら2点がとくに優れているうえに、さらなる独自の特徴をもつクレジットカードを「当サイトのおすすめ」として紹介していきます。

気になるおすすめクレジットカードは、以下のラインナップです。

海外旅行保険が充実しているクレジットカード5選
  • 楽天カード
  • エポスカード
  • 三井住友VISAクラシックカード
  • ジャックス横浜インビテーションカード
  • JCB EITカード

ではさっそくそれぞれのカードの詳細を紹介していきましょう。

楽天カード

まず紹介するのは「楽天カード」です。

現在、日本でもっとも発行されているクレジットカードになります。

楽天カードの主なスペックは、以下の通りです。

ブランドVISA/Master/JCB
年会費無料(二年目以降も無料)
付帯種類利用付帯
死亡・後遺症時の保険額2000万円
入院・通院時の保険額200万円
携行品に対する保険額20万円

年会費無料で海外保険の補償額も立派ですが、海外保険が利用付帯になっていることに注目です。

利用付帯とはクレジットカードを旅行費用(交通費など)の支払いに使わないと、保険適用できない仕組みです。

一方、利用付帯の逆説として「自動付帯」があり、持っているだけで保険適用になるカードとなります。

つまり楽天カードは旅行に出る前に日本内の移動(家、空港など)を楽天カードで決済する必要があるのです。

ここは好みで別れるところかもしれませんが、楽天トラベルを普段利用するなら特に問題視する点ではないでしょう。

楽天カード6つの特徴を大解剖!学生用やマイル特化のカードも解説

エポスカード

次に紹介するのは「エポスカード」です。

年会費が無料のクレジットカードになります。

エポスカードの主なスペックは、以下の通りです。

ブランドVISA
年会費無料(二年目以降も無料)
付帯種類自動付帯
死亡・後遺症時の保険額500万円
入院・通院時の保険額270万円
携行品に対する保険額20万円

年会費はずっと無料である上、病気の治療で高額の補償がつく海外旅行保険がデフォルトでついています。

また各国のサポートデスクが日本語対応する点も素晴らしいです。

学生にも人気で最短当日に発行できるのも利点です。

一般向けのクレジットカードでは最強の部類に入る海外旅行保険がついたクレジットカードです。

エポスカード4つの特徴を徹底解剖!気になる審査難易度も大公開

三井住友VISAクラシックカード

学生に圧倒的人気をもち、海外旅行の際にメインカードにする人が多いのが「三井住友VISAクラシックカード」です。

三井住友VISAクラシックカードの主なスペックは、以下の通りです。

ブランドVISA
年会費無料(二年目以降はリボ払い登録で無料)
付帯種類自動付帯
死亡・後遺症時の保険額2000万円
入院・通院時の保険額100万円
携行品に対する保険額20万円

メインにされる理由は加盟店が世界中にあるため。

全世界で3,000万以上の利用加盟店があります。

審査に柔軟なカードなので、初めてのクレジットカードになることも多いカードです。

クレカマニアの中ではステータスカードとしても有名で、海外のどこで出しても恥ずかしくないカードとなっています。

マニアおすすめ三井住友カード6選!シリーズ共通の特徴5つも解説

ジャックス横浜インビテーションカード

近年急激にシェアを伸ばしているのが、ジャックス横浜インビテーションカードです。

ジャックス横浜インビテーションカードの主なスペックは、以下の通りです。

ブランドVISA/JCB
年会費無料(二年目以降も無料)
付帯種類自動付帯
死亡・後遺症時の保険額2000万円
入院・通院時の保険額100万円
携行品に対する保険額20万円

世間的には知名度が低いカードですが、クレカマニアの中では知る人ぞ知るクレジットカードといえます。

本人用も家族カードも、年会費永年無料でありながら、海外旅行保険の補償額の高さは業界最高レベルです。

その補償はエポスカードを超えます。なんと国内旅行にも適用できるのは驚きです。

カードブランドとしてVISAも選べるため、海外旅行中でもメインカードとして利用可能です。

手厚い保障内容なので、海外旅行保険がついたクレジットカードの中ではこれが最強だというクレカマニアも多いほど。

ちなみに名前に「横浜」が入っていますが、横浜に居住しなくても発行できますよ!

JCB EITカード

JCBブランドの中でもっとも海外旅行に向いているカードがJCB EITカードでしょう。

JCB EITカードの主なスペックは、以下の通りです。

ブランドJCB
年会費無料(二年目以降も無料)
付帯種類自動付帯
死亡・後遺症時の保険額2000万円
入院・通院時の保険額100万円
携行品に対する保険額20万円

年会費無料で海外保険が自動付帯のクレジットカードです。

残念ながらJCBカードはハッキリいって海外利用に適したカードではないです。

JCBブランドは日本発であるため、海外では利用できない店舗が多いのです。

しかし24時間日本語サービスを受けることができるうえに、JCBカード会員専用「JCBプラザラウンジ」を利用することもできます。

魅力的なスペックながら海外旅行で使いにくいという矛盾した機能をもつクレジットカードですが、ハワイでは大活躍できます。

ハワイはJCBに対応したお店が多いうえ、JCBプラザラウンジもあります。トロリーバスもタダでのれますよ。


参考
JCBプラザラウンジJCB公式サイト

「海外旅行はハワイにしか行かない!」という人には、間違いなくおすすめできるクレジットカードです。

まとめ

以上、「海外旅行保険がついたクレジットカード」をテーマとして主に3つの知識を解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

紹介してきた3つの知識さえ押さえておけば、「海外旅行保険がついたクレジットカード」に関する知識はすべて網羅できています。

今後、海外旅行保険がついたクレジットカードを申請する機会があるなら、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。