「クレジットカードの作り方」について情報収集している人は、以下のような不安や疑問を持っていることが多いです。
あなたも同じ疑問や不安をもっていませんか?
- クレジットカードの作り方をイチから教えてほしい
- クレジットカードを作るなら、何を用意すればいい?
- クレジットカードの作る際、お金ってかかるの?
上記のような「作り方」に関する疑問や不安を持っているのに解決しないまま、クレジットカードを作ろうとすると大変です。
必要な書類が足りずに発行されない可能性だってあるでしょうし、作り方を間違えば審査に落ちることだってありえます。
せっかくクレジットカードを作るのだったら、作り方をキチンと理解してもっとスムーズに作りたいですよね。
そこで今回の記事ではクレジットカードの作り方について、絶対に解決しておくべき疑問全てに、クレジットカードを長年研究してきたクレカマニアが回答していきます。
この記事を読めば、「クレジットカードの作り方」に関する知識はすべて網羅できますよ!
読み終えた時には、
- 初心者向け クレジットカードの作り方
- クレジットカード作成に必要なもの
をしっかりと理解できています。
「クレジットカードを作る時にお金はかかるのか」という疑問についても、明確になっていることでしょう。
初心者向けにクレジットカードの作り方をシンプルに解説
まず紹介するのは「初心者向け クレジットカードの作り方」です。
「クレジットカードを作りたい」と決心するも、初めてクレジットカードを作るという方はどこでどのように申請するかも分かりません。
そこでこの章ではクレジットカードの作り方をわかりやすくシンプルにまとめました。
紹介する作り方は4つです。
- 作り方1.インターネット経由での申請
- 作り方2.売り場でカードを申請
- 作り方3.登録用紙を使用して申請
- 作り方4.銀行でカードを申請
初めてカードを作るという方は、記事を通じてカードの作り方を覚えてくだされば幸いです。
作り方1.インターネット経由での申請
クレジットカードを作る方法で最も簡単なのはパソコンやスマートフォンを利用しての申請です。
自分が作りたいクレジットカード会社のウェブサイトにアクセスしましょう。
どこのサイトでも加入の方法が表示され、その通りに氏名、住所など個人情報を入力すればクレジットカードの申し込みが完了します。
インターネット申請の長所と短所は?
インターネット申請の利点は、作りたいクレジットカードを自ら選択できる、クレジットカード発行まで時間が早いなど多数あります。
当記事をパソコンやスマートフォンで読めている方でしたら、ネット申請を選択すれば間違いありません。
ただデメリットもあります。申請時に疑問があっても聞ける人がおらず、その場で解決しにくいのです。
パソコンやスマートフォンの操作に慣れていない人には難しい場合もあります。
クレジットカードを作るまでの時間は、パソコンからの申請の場合10~15分程度です。
スマートフォンからの申請でも15~20分程で完了するので、昼休みや電車の中で申請可能です。
作り方2.売り場でカードを申請
インターネット経由でクレジットカードを申請するのはちょっと心配だ…という方は、店頭でクレジットカードを作ってみてください。
例えば、百貨店やスーパーマーケット、家電量販店などでは、毎日と言っていいほどクレジットカード会社の職員がいます。
受付担当の方々に「クレジットカードを作りたい」と相談すれば、簡単にカードを申し込むことができます。
売場でのカード申請の長所と短所は?
ただし問題もあります。
作ることができるクレジットカードは、スタッフが勧めている種類だけですので、選択の幅はかなり狭いと言えます。
多くの種類の中で自分好みのクレジットカードを探したいという方には、不適切な方法ですから気をつけてください。
また、売り場での申請より、インターネット経由で申請をする方が入会特典(商品券やポイント)などが多い傾向もあるのです。
インターネット申請の方が特典が優れているクレジットカードの代表的な例が「エポスカード」でしょう。
エポスカード4つの特徴を徹底解剖!気になる審査難易度も大公開
インターネット経由だと最大8,000円分のエポスポイントが貰えますが、売り場で申込をすると2,000円分のクーポン券しか貰えません。
カード会社としても人件費がかかっているだけに、売り場の申請はあまり利益を得られていない実情があるのでしょう。
ただメリットもあるのも事実です。
目の前のスタッフにいろいろと聞くことができるので、不安を抱えたままクレジットカードを作らなくてすみます。
作り方3.登録用紙を使用して申請
3つ目の作り方は、ファミリーレストランや小売店などに置かれた申込用紙等を利用してカードを申請する方法です。
最もアナログな方法であり、申請出来るクレジットカードの選択肢が乏しいので今はあまりオススメしない方法といえます。
残念ながら、登録用紙での申請は長所といった長所がないのが正直なところです。
また、選択肢が少ない、誤字脱字が増えやすく、審査が遅れる確率が高いなどデメリットは多数あります。
また、紙の申込書を郵送したり、銀行口座登録手続きが必要だったり、とにかく時間が掛かります。
「どうしても紙で申請したい!』というような方以外でしたら、他の作り方を選択にするようにしてください。
作り方4.銀行でカードを申請
メガバンクだけでなく、地方銀行でもたいていクレジットカードを発行しています。
そのため、自分のメインバンクに行ってクレジットカードを作ることも一つの方法です。
社会人になったタイミングで銀行口座とともに、クレジットカードを作りたいという方は一石二鳥の方法です。
最大のメリットは目の前で様々なカードに関する知識について教えてくれる点でしょう。
「銀行が発行するカードだから」という理由で安心感がある人も多いはず。
一方、銀行発行のクレジットカードしか作ることができないのが短所です。
銀行系クレジットカードは他と比較してもお得度は低いです。
クレジットカードでポイントを貯めたいとか、年会費が無料のクレジットカードがほしいという方には不適切だと言えます。
ここまででは、「初心者向け クレジットカードの作り方」をお伝えしました。
どんな方法でクレジットカードは作成できるのかを、理解していただけたのではないでしょうか。
次に紹介するのは、「クレジットカード作成に必要なもの」です。
クレジットカード作成に必要な4つの書類
この章はクレジットカード申請の際に必要なものをまだ知らない方のために、作成時に必要なものをリストにしました。
- 身分証
- 銀行口座
- 銀行口座に登録した印鑑
- 保護者の同意(未成年に限る)
紹介するものを準備しておけば、はじめてのクレジットカード作成でもスムーズに申請できますよ。
ではさっそく紹介していきましょう。
1.身分証
クレジットカードの作成の際は、カード申請を行ったのが本人かどうかを確認するための身分証明書が必要です。
一般的には、運転免許証のコピー(表紙のみでOK)です。
もし運転免許証がない場合でも、下の項目のものでも代用可能です。
- 運転免許証の代わりになる書類
- 健康保険証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 住民票の写し
- 住民基本台帳カード外国人登録証(日本国籍がない場合)
他にも例えば学生証と国際免許証などでも容認される場合もありますが、基本的には上記以外の身分証も合わせて確認する事が多いです。
また、健康保険証などでは顔写真の確認が取れないので、追加で公共料金の領収証などを要求することもあります。
写真が添付された身分証がないという場合は、事前に電気代・ガス代・水道代などの領収証を準備しましょう。
2.銀行口座
クレジットカードを利用した場合、代金を後日引き落とす必要があるため、カード代金の引き落とし用通帳が必要です。
銀行口座であれば、都市銀行、地方銀行、信用金庫どれもOKです。
郵便貯金口座も対応しています。
ただクレジットカードの中にはSBIネット銀行などのインターネット専業銀行には対応していないケースも多いです。
実際にSBIネット銀行は30社ほどのクレジットカードにしか引き落としに対応できていません。
インターネット銀行の他に口座を保有していなければ不便かもしれませんが、メガバンクや郵便貯金などで口座開設すればOKです。
または楽天カードなどインターネット銀行で口座振替OKのクレジットカードを選択してください。
3.銀行口座に登録した印鑑
最後に必要なものが銀行口座を振替口座として登録するための銀行印です。
印鑑がなければ、クレジットカードを作ることが出来ません。
まれに他人の銀行口座を指定されてしまった人がいるため、それを防ぐという意味があります。
もし紛失などして手元にないというのであれば、銀行に行って事前に手続きをしておくようにしてください。
ちなみに捺印した銀行印が登録された銀行印と異なる場合、クレジットカードの加入審査で落ちることになるので注意してください。
銀行印が不要なクレジットカードもある
最近は、印鑑不要とするクレジットカードも増えています。
代表的なクレジットカードはセゾンカードでしょう。
提携している銀行口座を指定すれば、銀行印の確認なしでクレジットカードの申請ができます。
セゾンカードの場合は、「みずほ銀行」「三井住友銀行」「ゆうちょ銀行」「三菱東京UFJ銀行」など有名銀行が提携銀行としてラインナップしています。
セゾンカード4つの特徴をシンプルに解説!審査難易度も完全ガイド
4.保護者の同意(未成年に限る)
クレジットカード申請時に必要なものについては上記3つだけですが、未成年の場合は、保護者の同意が必要です。
20歳以上は自分の意志でクレジットカードを作れますが、20歳未満の:未成年は保護者の同意が必要不可欠になります。
この場合、保護者の印鑑も別途必要ですから、未成年者がクレジットカードを作りたいのなら、あらかじめ親などに相談をしてください。
クレジットカード作成に戸籍謄本も住民票も必要ない
クレジットカードを初めて作る人の中には「カード作成に住民票や戸籍謄本が必要なのでは?」と思っている方も多いです。
しかし実際には戸籍謄本も住民票も必要ないので安心してください。
銀行口座の新規開設と同様にクレジットカードは意外と簡単に作成できます。
ここまででは、「クレジットカード作成に必要なもの」をお伝えしました。
クレジットカードを作成する時に用意すべきものは何なのか、理解していただけたのではないでしょうか。
次に紹介するのは、「クレジットカードを作る時にお金はかかるのか」です。
クレジットカードを作る時にお金はかかるのか
初めてクレジットカードを作る場合、当然クレジットカードに関する知識がないため、作成にはどんな費用がかかるかは分からないですよね。
そこでこの章は初めてクレジットカードを作る人のための記事として、クレカを作るのにかかるお金について説明します。
どんな費用がかかるのかさえわかれば、抵抗なくクレジットカードの発行もチャレンジすることができますよ。
クレジットカードの入会金
レンタルビデオ店などでかかることが多い入会金は、基本的にクレジットカードではかかることはありません。
99%のクレジットカードで入会金は0円だと考えて良いでしょう。
まれに会員カードと一体となったクレジットカードの場合にはかかる場合がありました。
クレジットカードの入会に費用が発生するのではなく、会員そのものにある入会金が最初に発生するケースです。
代表的な例は「TSUTAYAカード」ですが、今は入会費が無料になっています。
このように入会費がいるクレジットカードは絶滅危惧種なので、過度に警戒する必要性はありません。
クレジットカード発行費用
クレジットカード発行費用についても基本的にかかることはありません。
入会金同様に99%のクレジットカードで0円と考えて間違いないです。
ただし、クレジットカード本体ではなく、ETCカードや電子マネーカードでは、発行費を徴収する場合があります。
代表的な例が「アメリカンエキスプレス」のETCカードです。
新規発行手数料として、1枚につき850円+消費税がかかります。
クレジットカードの年会費
初めてクレジットカードを作る場合に、必ず確認してほしいのが年会費です。
一概に年会費といっても多様なものがあるので、個別に紹介していきましょう。
「年会費無料」と表示されたクレジットカード
読んで字のように、年会費が無料なクレジットカードです。
1年使おうが5年使おうが、年会費は無料なので安心して利用することができます。
しかし、まれにカード規約変更で無料から有料に変更されるケースもあるので注意してください。
有料に変更される場合は、事前にカード会社から連絡があります。
「年会費永年無料」と表示されたクレジットカード
上記の「年会費無料」のクレジットカードで基本的な概念は同じです。
「永遠に年会費は無料」だと皆さんにアピールするために、同じ表現を使っています。
ただし結果的にカード会員規約の変更されて、有料に変更されたケースもありますので、過信は禁物です。
「永年無料」と表示されたクレジットカードでもカード会社から連絡は、ちゃんと目を通しておくようにしてください。
「年会費○円」と表示されたクレジットカード
記載のとおり、「年会費○円」として書かれている分だけ毎年お金を払う必要があります。
例えば、年会費500円のカードでは、5年間利用すれば2500円の費用が必要になるでしょう。
「条件付き年会費無料」と表示されたクレジットカード
条件付きで年会費無料になるクレジットカードもあります。
年に1度でも利用すれば、年会費無料だったり、年に○万円以上使えば無料になるカードです。
クレジットカードごとに条件が異なるので、このようなクレカを使用する場合にはきちんと規約に目を通してください。
しっかりとルール通りに使えば、年会費を下げることが可能です。
「初年度年会費無料」と表示されたクレジットカード
「初年度年会費無料」というのはクレジットカード入手後1年目だけ、年会費が無料になるということです。
基本的にカード加入時から12ヵ月間無料になると考えておいてください。
2年目については条件付きで無料となる場合と、問答無用で有料になる場合があります。
クレジットカードの解約手数料
作る時の費用はかかりませんが、解約しようとすれば手数料を請求される事例がごく稀にあります。
代表的なクレジットカードがJCBエクステージカードでしょう。
JCBエクステージにかかる解約手数料は、5年未満の解約で2,000円です。
JCBエクステージカードの場合、5年以上利用すれば解約手数料はかかりません。
まとめ
以上、「クレジットカード」の作り方をテーマとして、主に3つの知識を解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
紹介した3つの知識さえ押さえておけば、「クレジットカードの作り方」に関する知識はすべて網羅できています。
今後、クレジットカード作成に挑戦するなら、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。