「ダイナースクラブカード」について情報収集している人は、以下のような不安や疑問を持っていることが多いです。
あなたも同じような疑問や不安をもっていませんか?
- ダイナースクラブカードって、どんな特徴があるクレジットカードなの?
- いろいろな利点があるクレカらしいけど、まだよく理解できていない・・・
- ダイナースクラブカードの審査を通貨するためのポイントを教えてほしい
上記のような疑問や不安を持っているのに解決しないまま、ダイナースクラブカードを作ろうとしてはいけません。
あなたと相性の悪いカードの可能性だってあるでしょうし、最悪の場合、審査に落ちることだって考えられます。
せっかくダイナースクラブカードを作るのであれば、戦力になる1枚として確実に発行したいですよね。
そこで今回の記事ではダイナースクラブカードについて、絶対に解決しておくべき疑問全てに、クレカを長年利用・研究してきた筆者が回答していきます。
この記事を読めば、あなたが知っておくべき「ダイナースクラブカード」に関する知識はすべて網羅できますよ!
読み終えた時には、
- ダイナースクラブカードの特徴
- ダイナースクラブカードの審査ポイント
についてはっきりと理解できているでしょう。
ダイナースクラブカード7つの特徴
まず紹介するのは「ダイナースクラブカードの特徴」です。
「ダイナースクラブカード」は、1950年に世界初の誕生したクレカです。
ダイナースクラブカードの主なスペックは、以下の通りになっています。
国際ブランド | ダイナース |
---|---|
初年度の年会費 | 22,000円+税 |
二年目以降の年会費 | 22,000円+税 |
申し込み条件 | 年齢27歳以上の方 |
カード発行期間 | 約1週間 |
基本ポイント還元率 | 0.4% |
ETCカード | 無料 |
家族カード | 年会費5,000円+税 |
家族カードの発行条件 | 個人会員の配偶者の方、ご両親、18歳以上のお子様 ※18歳未満の高校生のお子様で、ホームステイや留学等の予定がある場は別途相談 |
海外旅行保険 | 最高1億円 |
国内旅行保険 | 最高1億円 |
ショッピング保険 | 最高500万円 |
日本では1961年にJCBとほぼ同時期に、カードを発行開始しました。
現在のカード事業の運営は、三井住友信託銀行傘下の三井住友トラストクラブ株式会社が提供しています。
発行当初カード加入対象は、一流企業の役員・管理者、会社経営者、医師・弁護士の限られた一部の富裕層だけでした。
現在は、発行審査の難易度も下がっていますが、一定以上の収入が必要なクレカです。
そんなダイナースクラブカードの魅力ですが、以下の通りになっています。
- ダイナースクラブカードの特徴1.カード利用限度額なし
- ダイナースクラブカードの特徴2.年会費22,000円
- ダイナースクラブカードの特徴3.多彩なフードサービス
- ダイナースクラブカードの特徴4.充実した保険
- ダイナースクラブカードの特徴5.空港ラウンジサービスを利用可能
- ダイナースクラブカードの特徴6.手荷物宅配サービス
- ダイナースクラブカードの特徴7.ダイナース独自のポイントプログラム
ダイナースクラブカードの特徴1.カード利用限度額なし
ダイナースクラブカードは、仕様としてカード利用制限がありません。
しかし上限なしに使える訳ではなく、年俸と過去のローン・クレカ利用の履歴(クレジットヒストリー)に応じて利用制限が設定されます。
それでも他社に比べて、利用上限金額に圧倒的に余裕があるのは間違いありません。
大抵の場合、新規加入時100~数百万円以上利用できる場合が多いです。
ダイナースクラブカードの特徴2.年会費22,000円
ダイナースクラブカードは22,000円(税別)の年会費、家族会員は5,000円(税別)です。
高いと思う人も多いでしょうが、多様な付帯サービスとステータスを見ると、決して高いとはいえないスペックです。
ちなみにETCカードは両方とも手数料無料発行でき、年会費もかかりません。
ダイナースクラブカードの特徴3.多彩なフードサービス
ダイナースクラブカードの「ダイナース」 は「食事を楽しむ人」の意味を持っています。
名前の通り、ダイナースクラブカードは、多彩な食に関するサービスを提供しています。
ダイナースクラブカードのフードサービス1.食事代が無料
提携レストランのコースメニュー1名分が無料になります。
参加しているレストランは全国の高級・有名店160店舗以上で、フレンチ・イタリアン・懐石・日本料理などの多彩なジャンルから選択出来ますよ。
提携レストランは、こちらのサイトで確認することが可能です。
ダイナースクラブカードのフードサービス2.料金割引サービス
提携レストランに応じて様々な心を込めた「おもてなし」を受けることができるサービスです。
おもてなしの内容は店舗により異なりますが、ほとんどはサービス割引での食事となっています。
高級・人気レストランで、10%割引のサービスを受けられますよ。
ダイナースクラブカードのフードサービス3.予約代行サービス
予約が難しい有名レストランや、人気料亭をダイナースクラブ予約代行してくれるサービスです。
紹介がない場合に利用したり、忙しくて予約する暇がない方に嬉しいサービスです。
ダイナースクラブカードのフードサービス4.サインレス決済
サインレス決済とは、レストランでの食事代をカードの提示だけでサインなく決済をできるプランです。
大切な人を食事に招待したい時や、取引先を接待など、決済のタイミングを見せたくない時に活躍してくれるでしょう。
ダイナースクラブカードの特徴4.充実した保険
ダイナースクラブカードは、安心の国内旅行保険・海外旅行保険が付帯しています。
海外旅行は死亡後遺障害5,000万円で、旅行代金をカードで事前に決済すると、最高1億円の高額保証が付帯してます。
国内旅行はカード利用によって死亡後遺障害最高1億円、入院・通院・手術費用保険も付き、安心保証内容となっています。
またカードの購入した商品が突然の事故で損傷された場合、ショッピング保険が年間最高500万円(自己免疫1万円)付帯しているので、安心してカードで買い物を楽しめますよ。
ダイナースクラブカードの特徴5.空港ラウンジサービスを利用可能
ダイナースクラブカード所持者は、国内外の600以上のメンバー専用クラブラウンジを無料で利用できます。
旅行出発前に到着後の時間を空港のラウンジで落ち着いて過ごしたり、仕事に集中したりと有意義に活用できますよ。
ちなみに家族カードを持っていれば、家族も一緒にラウンジを無料で使用できます。
ダイナースクラブカードの特徴6.手荷物宅配サービス
海外旅行から帰国時の手荷物1個を自宅や職場など、指定場所まで無料で宅配するサービスです。
利用対象空港は成田空港(第1・第2ターミナル)・羽田空港国際線ターミナル・関西国際空港・中部国際空港の4空港です。
ダイナースクラブカードの特徴7.ダイナース独自のポイントプログラム
ダイナースクラブカードは、カード利用金額100円ごとに1ポイントのダイナース独自のポイントプログラムが貯まります。
ポイント還元率は0.4%であまり良くないですが、有効期限がないので、ゆっくり貯めることができますよ。
「ダイナースクラブポイントモール」で賢く貯蓄
ダイナースクラブが運営する「ダイナースクラブポイントモール」を経由し、ショッピングするとポイントが最大20倍になります。
「ダイナースクラブポイントモール」は、楽天市場やヤフーショッピング、セブンネットショッピング、楽天トラベルなど250店舗以上の提携なので、非常に使い勝手がいいですよ。
ここまでは、「ダイナースクラブカードの特徴」をお伝えしました。
ダイナースクラブカードの利点や特徴について、理解していただけたのではないでしょうか。
次に紹介するのは、「ダイナースクラブカードの審査ポイント」です。
ダイナースクラブカードの審査ポイント
ダイナースクラブカードの審査難易度は、年会費が有料のクレカと比較すると、審査はすこし厳しめに設定されています。
ただ正社員として安定した収入のある方で、クレカやローンの支払い遅延なしでカード利用を続けてきた方は作れるカードです。
以前は「年収1,000万円以上でなければ作れない」と都市伝説がありました。
そのせいでステータスカードの代表格になっていましたが、現在はそこまで厳しすぎることはありません。
この章では、そんなダイナースクラブカードの審査ポイントについて解説していきましょう。
ダイナースカードの審査基準
ダイナースクラブカードは審査基準が厳しめで、一般的なクレカのゴールドカードよりも審査は困難です。
審査が難しいアメリカン・エキスプレスのカードよりも、申請者の特性が要求されるクレカとなっています。
確実に審査に通過したいのであれば、年齢は27歳以上、収入は500万円以上の安定した仕事、勤務年数は3年以上が目安となります。
ダイナースクラブカードは27歳以上で申し込み可能
ダイナースクラブカードの申請資格は「27歳以上」のため、26歳未満の方は申請できません。
27歳以上が最低条件なのでこの条件を満たしていない方は、ダイナースクラブカードを諦めるしかないでしょう。
ダイナースクラブカードは年収500万円以上が必要
以前は年収1,000万円以上必要だと言われていたダイナースクラブカードですが、今では基準がハッキリしています。
ダイナースクラブカードの審査に通過したいなら、最低でも年収500万円以上必要です。
ダイナースは申請者の収入を重視するため、年収が500万円未満で審査を通過するのは難しいです。
収入が多い専門職はダイナースクラブカードの審査に有利
ダイナースクラブカードには優遇している職業があります。実は専門的なスキルをもつ職業を好むのです。
しかし、ただの専門職ではなく、年収が高くなる専門職を優遇審査しています。
具体的には下記のような専門職の職業が、ダイナース入会審査では非常に有利です。
- 医師
- 弁護士
- 公認会計士
- 大学教授
ちなみに自営業でも高い年俸で専門職の方がいますが、収入が不安定なため審査に通りにくいです。
正社員で専門職をもち、なおかつ年収500万円以上ある職業ならダイナースクラブカードの審査に突破できますよ。
ダイナースクラブカードは勤続年数3年以上必要
審査基準として勤続年数の言及はありませんが、3年~5年の勤続年数がなければ審査落ちしてしまう可能性が高くなります。
もちろん勤務年数が長ければ長いほど、所得が安定している評価になり、審査を通過しやすいですよ。
ただし勤続年数が長くても、年収500万円以下なら審査に通らないので注意してください。
ダイナースクラブカードは過去5年間滞納があるとNG
カードローンの返済を延滞すると、個人信用情報機関に5年間「傷」として記録されます。
逆にカードやローン返済の毎月きちんと返済ができれば、審査に通りやすくなりますよ。
ダイナースクラブカードの審査期間は約1週間
ダイナースクラブカードの審査期間は、申請日から約1週間です。
もしキャッシング枠を申請すると、審査期間が増えてしまい、2週間~3週間かかります。
早くカードを希望する方は、キャッッシング枠を0円で申請しましょう。
またダイナースクラブカードの審査に合格した場合は、メールが送信されます。
メールにて審査通過の知らせを受領した後、5営業日以内にカードを受け取りできますよ。
審査期間とカード到着日までの日数を計算すれば、2週間程度の時間がかかると思っていた方がいいでしょう。
また「入会受付が完了しました」というメールが到着すると、そこから発行審査が開始されます。
申請をしてもなかなか審査結果連絡メールが来ない場合もありますが、2週間以上はかかると考えて、ゆったり待ちましょう。
ちなみに申請をするとメールが届きますが、申し込み条件に適合していないと判断されると、すぐに審査落ちのメールが来ます。
まとめ
以上、「ダイナースクラブカード」をテーマとして様々な知識を解説してきましたが、いかがでしたか?
紹介してきた知識さえ押さえておけば、ダイナースクラブカードに関する知識はすべて網羅できています。
今後、ダイナースクラブカードを発行する機会があるなら、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。