「ホンダのクレジットカード」について情報収集している人は、以下のような不安や疑問を持っていることが多いです。
あなたも同じような疑問や不安をもっていませんか?
- ホンダのクレジットカードって、どんな特徴があるの?
- ホンダのクレジットカードは2種類あるみたいだけど、何がちがうのだろうか
- クレジットカード機能がないホンダカードを選んでも大丈夫?
上記のような疑問や不安を持っているのに解決しないまま、ホンダのクレジットカードを作ってはいけません。
上手く使いこなせないでしょうし、もしかするとあなたには必要のないカードの可能性だってあるでしょう。
せっかくホンダのクレジットカードを作るのであれば、戦力になってほしいですよね。
そこで今回の記事では「ホンダのクレジットカード」について、絶対に解決しておくべき疑問全てに、クレジットカードを長年研究してきた筆者が回答していきます。
この記事を読めば、あなたが知っておくべきホンダクレジットカードに関する知識はすべて網羅できますよ!
読み終えた時には、
- ホンダが発行するクレジットカードの特徴
- クレジットカード機能がついていないホンダカードの特徴
についてはっきりと理解できているでしょう。
ホンダが発行するクレジットカードの9つの特徴
まず紹介するのは「ホンダが発行するクレジットカードの特徴」です。
ホンダが発行するクレジットカードといえば、「Honda Cカード」です。
Honda Cカードは、ホンダの自動車のオーナーにとって、お得でメリットが豊富なカードとなっています。
また、クレジット機能も付帯にしていますが、信用決済機能がないタイプも存在します。
この章では、クレジット機能付きのホンダクレジットカードについて解説していきましょう。
次項以降の解説をより理解してもらうためにも、まずは以下のスペック表に目を通してみてください。
国際ブランド | JCB |
---|---|
年会費 | 1,500円+税 |
旅行保険 | なし |
家族カード機能 | あり(年会費650円+税) |
ETCカード機能 | あり(無料) |
ショッピング保険 | なし |
対応電子マネー | Edy |
ホンダCカード(クレジット機能付帯ver)の特徴
ホンダクレジットカードは、ポイントサービスやロードサービスのメリットが多いカードです。
カードを利用する毎に、一定額がユニセフに寄付される珍しいカードとなっています。
カードを使用するたびに社会貢献出来るHONDA Cカードですが、以下のような特徴を持っています。
- ポイントサービス
- 年会費無料のETCカード
- 専用サービス「クラブOFF」
- 社会貢献ができる
- 家族カード機能
- サポートデスク
- ロードサービス
- オーナーズページ
- キャッシング機能
特徴① ポイントサービス
家族でポイントを貯めることができ、集めたポイントは利用用途も多いです。
楽天Edyに交換も可能です。
二輪車の購入費に使用するときや、Hondaの車両検査や点検に利用する際は1ポイント1円になります。
四輪車の購入の場合は2ポイント1円、電子マネー(Edy)に交換する時には、10ポイント1円です。
ハッキリ言って他のクレジットカードと比べると、決して良い還元率ではないです。
しかしホンダクレジットカードを公共料金納付や、携帯電話使用料の支払いの決済カードにしておくなら話は別です。
利用頻度が多くなるおかげで、自然とポイントを貯めていくことができますよ。
継続的にポイントを集めるつもりなのであれば、現金支払いよりはるかにお得になるでしょう。
またポイントの有効期間は5年と、長く設定されているので、長期的にポイントを貯めていくことができます。
特徴② 年会費無料のETCカード
ホンダクレジットカードのETCカード機能は、年会費無料で発行できます。
さらにETCカードを利用するたびに、Hondaのポイントも貯める事が可能です。
特徴③ 専用サービス「クラブOFF」
提携するレジャー施設やホテル、レストラン(約75,000件)を優遇価格で利用できます。
また、提携施設だけでなく、鈴鹿サーキットのHonda関連施設も割引されますよ。
特徴④ 社会貢献ができる
ホンダクレジットカードは、年間総利用金額から一定金額をユニセフと赤十字に寄付しています。
カード会員の負担は一切ありませんが、カードを利用することが社会貢献になると考えると嬉しいですね。
特徴⑤ 家族カード機能
ホンダクレジットカードは年会費650円で、家族カードを発行できます。
家族カードで貯めたポイントも、本会員のポイントに加算されていくので、家族全員でポイントを貯めれます。
特徴⑥ サポートデスク
カードのサービスに関して問い合わせが出来るサポートデスクが準備されています。
いつでも、カードに関する疑問や不安を解消できますよ。
ただし、受付時間は10時~18時までなので要注意です。
特徴⑦ ロードサービス
Honda Cカードを持っていると、ドライブ中のトラブル発生時に24時間電話で対応してくれます。
パニックになる前に、対応を受ければどんな案件で落ち着いて対処できますよ。
また必要に応じて有料になりますが、スタッフが出動してくれるのもうれしいですね。
特徴⑧ オーナーズページ
Honda車を持っている方のためのホームページが用意されています。
ホームページをみれば、いつでも車両の点検ログと整備履歴を確認できるので安心ですね。
特徴⑨ キャッシング機能
Honda Cカードは、クレジットカードで買い物の時に使うだけでなく、カードローンでの借り入れも可能になっています。
Honda Cカードでは、どれほどの借り入れができるのでしょうか。
ホンダクレジットカードのキャッシング限度額
Honda Cカードで借り入れできるなら、どれだけ借り入れできるのか気になりますよね。
結論からいいましょう。
借入できる金額は、最大10万円までです。
ただ「最大でどれほど借入できるか」なので、必ず借り入れ出来るわけではありません。
5万しか借り入れできない場合もあれば、1円も借り入れできない場合もあります。
借入する可能な金額は審査によって異なりますが、0円になる可能性も高いので覚悟しておいた方がいいでしょう。
ホンダクレジットカードの金利
カードで借入するなら「借入額」だけでなく、「金利」も大事です。
Honda Cカードで借入する場合、金利は15.0%から18.0%になります。
金利の幅は小さくなっていますが、金利上限の18%は、ほとんど消費者金融と同じくらいです。
銀行カードローンと比べると、かなり高い金利になっています。
カードローンと同じ機能なので仕方がないとはいえますが、あまりにも金利が高いのでローン商品としては優秀とはいえません。
しかし低金利になるとそれだけ審査も慎重なので、なかなか借入しにくいという短所もあります。
HONDAのクレジットカードは、比較的審査に通過しやすいので、金利の高さは許容するしかないでしょう。
「もしもの時の借り入れ機能がついて欲しい」という人、「高金利でいいので少ない金額の融資を受けたい」という人にはオススメのカードです。
Honda Cカード(クレジット機能付帯ver)の長所
ホンダ産の車を持っているとポイントも貯まりやすく、活用もしやすいので、かなりメリットのあるカードです。
家族カードの年会費も安く、家族でポイントを貯められるのでうまく活用すれば効率的なポイント獲得も可能です。
車両の点検時期と整備履歴も簡単に把握でき、ロードサービスもあるので、運転者に嬉しい特典も多いといえます。
ホンダユーザーでクレジットカードがほしいのであれば、確実におすすめできる1枚です。
Honda Cカード(クレジット機能付帯ver)の短所
ホンダクレジットカードは、ホンダ産の車を利用する方は、持っていて損のないクレジットカードですが、デメリットもあります。
まず挙げられるのは「旅行保険」がないことでしょう。
クレジットカードには国内・海外への旅行の途中で死亡、後遺障害、負傷で損害がでた場合に、損害を補填する傷害保険の付帯があります。
年会費有料のクレジットカードには付帯するのが一般的なのですが、Honda Cカードは年会費が有料でありながら、保険が付帯しません。
またHonda Cカードはホンダの車をお持ちの方の以外は、ほとんどメリットがないクレジットカードなのも否めません。
はっきりいってHonda Cカードは、ホンダの車を持っている方や、ホンダから車を買い、修理をする方専用のクレジットカードです。
HONDA Cカードはホンダのポイントを貯めて、車両検査費に充当したり、ホンダの車を購入する際に利用することにより効果を発揮します。
すべてがHONDA利用を中心に考えられたカードなので、HONDAを使わない人にはお勧めできません。
何度もいいますが、基本的にホンダの車オーナー向けのクレジットカードです。
ホンダの車を持っている方や、ホンダの車を購入したい方はHonda Cカードを検討してみてください。
ここまでは、「ホンダが発行するクレジットカードの特徴」をお伝えしました。
ホンダが発行するカードの利点や特徴について、理解していただけたのではないでしょうか。
次に紹介するのは、「クレジットカード機能がついていないホンダカードの特徴」です。
クレジットカード機能がついていないホンダカードの特徴
ホンダのクレジットカード「HONDA Cカード」は、クレジットカード機能を抜くことができます。
残念ながらポイント制度がないうえにカード決済もできませんが、クレジットカード機能が不安な人にはおすすめできるカードでしょう。
カードの新規発行手数料はかかりますが、年会費が無料なので、うまく使うとメリットが得られるカードになります。
ホンダ Cカード(クレジット機能なしver)にはどんな特徴があるのか
先述したようにホンダクレジットカードには、ポイント機能と信用決済機能がないカードがあります。
クレジットカード機能付きのホンダ Cカードと、何がちがうのか表にまとめましたので、ざっと目を通しておくのをおすすめします。
クレジット機能有無 | クレジット機能付き | クレジット機能なし |
---|---|---|
年会費 | 1500円+税 | 無料 |
発行手数料 | 無料 | 515円 |
クレジット決済機能 | ○ | × |
キャッシュバック機能 | ○ | × |
電子マネー機能(楽天Edy) | ○ | ○ |
クラブOff | ○ | ○ |
Hondaグループの割引優待 | ○ | ○ |
メンテナンス履歴照会 | ○ | ○ |
ロードサービス | ○ | ○ |
メンバーズサポート | ○ | ○ |
オーナーズホームページ | ○ | ○ |
イメージ的にはクレジット機能とポイント機能だけが抜かれた「メンバーズカード」と考えるといいでしょう。
年会費は無料ですが、新規カード発行手数料として515円がかかります。
ホンダ Cカード(クレジット機能なしver)のメリットとデメリット
メリットは「クラブoff」「ロードサービス」など、クレジットカード機能付きホンダカードのサービスが全て使える点です。
HONDAユーザーには利点のある様々な特典が、わざわざクレジットカードを持たなくても同じように使えるのがうれしい人も多いでしょう。
年会費が無料なうえ、515円の発行手数料も手頃で、誰でも取得しやすいうえで維持しやすいカードです。
ただHonda Cカード(クレジット機能なし) には、デメリットもあります。
クレジットカード機能がないので、支払い時、現金や他のクレジットカードと一緒に提示する手間が増えます。
電子マネーは使えますが、Cカードそのものにわざわざチャージする必要があるのも手間です。
クレジット機能付きとクレジット機能なしの2枚を比較すれば、やはりクレジット機能付きの方が便利でしょう。
また、最大の難点が、ポイント制度がクレジット機能なしカードにはないことです。
使用するたびに集まって行き、ポイントで商品を交換したり、キャッシュバックできるのは、クレジットカードを持っているからこその醍醐味になるでしょう。
ポイント機能がないクレジット機能なしのカードでは、物足りなさを感じるかもしれません。
また、クレジットカード機能なしのカードには、ETC機能や家族カード機能が存在しないのも難点です。
まとめ
以上、「ホンダのクレジットカード」をテーマとして様々な知識を解説してきましたが、いかがでしたか?
紹介してきた知識さえ押さえておけば、ホンダのクレジットカードに関する知識はすべて網羅できています。
今後、ホンダのクレジットカードを発行する機会があるなら、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。