光熱費の支払いをクレジットカードにしようか検討している人は、以下のような不安や疑問を持っていることが多いです。
あなたも同じ疑問や不安をもっていませんか?
- 光熱費をクレジットカード払いにするメリット・デメリットって何?
- そもそも光熱費をクレジットカード払いに変更する方法がわからない・・・
- 光熱費の支払いと相性の良いクレジットカードって何なのだろうか
上記のような疑問や不安を持っているのに解決しないまま、光熱費のためにクレジットカードを作ろうとすると大変です。
光熱費の支払いに対応していないカードの可能性もあるでしょうし、何のメリットもないカードを選んでしまうかもしれません。
せっかく光熱費決済用のクレジットカードを作るのだったら、ベストな1枚を選択したいですよね。
そこで今回の記事では光熱費とクレジットカードの関係について、絶対に解決しておくべき疑問全てに、全ての光熱費決済をクレカにしているクレカマニアが回答していきます。
この記事を読めば、あなたが知っておくべき「クレジットカードと光熱費」に関する知識はすべて網羅できますよ!
読み終えた時には、
- 「光熱費をクレジットカード払いにするメリット・デメリット」
- 「光熱費をクレジットカード払いに変更する方法」
- 「光熱費の支払いに最適なクレジットカード」
についてはっきりと理解できているでしょう。
先に光熱費と相性のいいクレジットカードを紹介します。
- Yahoo!JAPANカード
- JCB一般カード
- イオンカード
では詳しく説明していきます。
光熱費をクレジットカード払いにするメリット・デメリット
まず紹介するのは「光熱費をクレジットカード払いにするメリット・デメリット」です。
電気代やガス代などの光熱費をクレジットカード払いにする長所と短所を分かりやすく整理したいと思います。
まだ銀行口座振替で支払っているという方は、この機会に支払方法の見直しを検討してみてください。
光熱費をカード払いにする5つのメリット
まずは電気料やガス代など公共料金をクレジットカードの支払いにする利点をまとめました。
結論を先にいっておきますと、具体的なメリットは以下の通りです。
- ポイントが貯まる
- 自動振替日が統一できる
- 支払い管理がラクになる
- 支払いを延期できる
- 信用力が上がる
メリット1.ポイントが貯まる
光熱費をクレジットカード払いにする最大の長所は、支払金額によってポイントが積み立てられる点です。
例えば、電気、ガス料金などを毎月2万円支払っている家庭の場合、年間24万円を支出していることになります。
これらの支出をポイント還元率1%のクレジットカードで支払うと、2,400円分のポイントを獲得できます。
もちろんこれは1年だけの話ではなく、一度支払い方法を銀行振込みからカード払いに変えておくだけで、その後もポイント獲得が可能です。
「月間2万円も固定費に出してない」という方もいらっしゃるかもしれませんが、クレジットカード支払いにできるのは光熱費だけではありません。
携帯電話料金、プロバイダー料金、NHK受信料、さらには生命保険と自動車保険料などの支払を含むことも可能です。
メリット2.自動振替日が同じになる
電気料金、ガス料金、水道料金などを別々に支払いすると、当然それぞれ振込みをすることになりますが、1枚のクレジットカードに支払いを整理すれば、自動振替日は1つになります。
銀行口座残高に余裕がある家計であれば、振替日が別々でも特に問題が出ないでしょう。
しかし口座残額がカツカツの家計だと、いつも銀行口座残高と請求書を確認する必要性があり面倒です。
その点、カードの支払いにまとめてしまえば、月に1度だけ支払管理を行えばよくなるので、楽になれます。
未納問題もクレジットカードの支払いを設定すれば、未然に防ぐことが可能です。
光熱費の支払いが遅れてもブラックリストに登録されることはありませんが、なるべくなら支払い忘れは避けたいですよね。
メリット3.支払管理がラクになる
光熱費の支払いをクレジットカードにまとめれば、支払の管理も楽になります。
カードの明細書さえ確認されれば、そこにすべての支払い履歴が記載されることになるので、今月の電気料金などを把握しやすくなるメリットがあります。
また、明細書を保管すると、先月より水道料金が500円上がったのか等の比較も簡単になるでしょう。
メリット4.支払いを延期できる
光熱費をクレジットカード払いにすると、銀行口座の振込み時より約1ヵ月程度、納付を延期することができるようになります。
もし口座にお金がない場合には、カード支払いに代替することで1ヵ月程度の支払いを延期できるのです。
その間にちゃんとお金を集めることができれば、1ヵ月後に訪れた支払日に問題なく料金を支払できます。
生活に窮している時こそ、クレジットカードの支払いが活きてくるといっても過言ではないでしょう。
必要ならば電気代やガス代を支払いを、リボ払いと分割払いに変更することも可能です。
メリット5.信用力が上がる
光熱費をクレジットカード払いにすると、あなたの「信用力」を上げることができます。
クレジットカードを使用した履歴は、「個人信用情報機関」というところに保管・管理されています。
参考
CICで信用力を調べるCREDIT INFORMATION CENTER
ただし、それらのサイトで信用力を調べるにも1,000円かかるので注意が必要です。
話を戻します。
クレジットカードを正しく健全に利用すれば、この履歴を良くする長所があります。
俗に言う「信用力=クレヒス(クレジットヒストリー)」が磨かれていくのです。
光熱費の支払をクレジットカードとする場合においても、クレヒスを磨くことが可能になります。
将来、住宅ローンなどを借りたい、いつかはプラチナカードを持ってみたいと思う方はクレジットカードでの支払いを推薦します。
光熱費をカードの支払いにする2つのデメリット
メリットとデメリットと表裏一体です。メリットがあれば必ずデメリットもあります。
当然光熱費をクレジットカードで支払う際も何らかのデメリットが発生します。
電気料やガス代など公共料金をクレジットカードの支払いにするデメリットをまとめました。
結論を先にいっておきますと、具体的な短所は以下の通りです。
- 口座振替割引が使えない
- 利用限度額を圧迫する
デメリット1.口座振替割引を受けられない
光熱費をクレジットカード支払いする最大の短所は、口座振替の割引などがカード払いだと受けられないことにあります。
東京電力、関西電力では銀行口座の振込みをしてくれた利用者に毎月50円(税別)の割引を実施していますが、これがクレジットカード払いだと受け取ることができません。
もしカードの支払いをするメリットが割引の50円以下と思う方は、口座振替割引の方を優先させたほうがいいでしょう。
ちなみに北海道電力などは口座振替割引自体がそもそも存在しないため、カード払いをする方が100%得です。
デメリット2.利用限度を圧迫する
電気料金やガス代などをクレジットカード支払いすると、その分クレジットカードの利用可能残高が減ります。
つまり、他のショッピング支払いなどで使いにくくなるのです。
利用限度額10万、20万等のカードを支払い先にするのであれば要注意です。
またリボ払の未払い残高が大きくなり過ぎて、残った額がほとんどない人もよくいます。
利用限度がない状態で引き落としがかかると、未納状態になるので利用限度額には気をつけましょう。
クレカマニアなら絶対に光熱費はカード支払いにしている
筆者はどうやって光熱費を支払っているかと言えば、当然クレジットカード払いです。
電気ガス料金、水道料金、保険料などカード払いできるものは全てカード払いにしています。
理由としては、個人的にはデメリットらしいデメリットがないからです。
クレジットカードを生活に中心にすえている人なら、100%クレカ払いにしていると言っても過言ではないでしょう。
ポイント獲得することができ、または信用力も向上する等メリットはたくさんありますが、デメリットは大したことがありません。
個人的には今後もカード払いを優先して選択するつもりです。
ここまででは、「光熱費をクレジットカード払いにするメリット・デメリット」をお伝えしました。
光熱費をクレカ払いに設定した際の利点や弱みを、理解していただけたのではないでしょうか。
次に紹介するのは、「光熱費をクレジットカード払いに変更する方法」です。
光熱費をクレジットカード払いに変更する方法
光熱費の支払いを口座振替からカード払いに変更するのはメリットだらけです。
よっぽどの事情がない限り、光熱費はクレジットカード払いにするのがベストです。
とはいえ、どのように変更手続きをしたらいいのかわからない人も多いでしょう。
面倒な手続きが必要なのでは・・・と思う人もいるでしょうが、びっくりするほど簡単ですよ。
光熱費をクレジットカード支払いに変更する方法は次の2つになります。
- 電力会社やガス会社に申請する
- クレジットカード会社経由で申請する
方法1.電力会社やガス会社に申請する
電力会社やガス会社など各サービス会社のサイトを見れば、必ず「支払方法」という項目があるので、そこから申請することができます。
例えば東京電力だと、公式サイトでクレジットカード支払いに変更可能です。
WEB上で申請が可能な会社もありますが、支払方法変更申請書などを入手して必要事項を記入し、返送する場合もあります。
このあたりはサービス業者によって異なるため、直接確認してみてください。
方法2.クレジットカード会社経由で申請する
光熱費をカード払いにする変更手続きは、カード会社のサイトでも申請することができます。
支払いに対応する電気料金、ガス料金などがリストに一括で表示されるので効率的です。
一度に変更する際には、カード会社経由で申請するのをおすすめします。
大抵のクレジットカードは、会員用の管理システム上で支払い状況を変更することが可能になっています。
ここまでは、「光熱費をクレジットカード払いに変更する方法」をお伝えしました。
どうすれば光熱費をクレジットカード決済にできるのか、理解していただけたのではないでしょうか。
次に紹介するのは、「光熱費の支払いに最適なクレジットカード」です。
光熱費の支払いに最適な3つのクレジットカード
光熱費をクレジットカードにするとき、どんなカードでもOKというわけではありません。
光熱費支払いと相性のいいクレジットカードが存在します。
この章では、クレカマニアが胸を張っておすすめできるクレジットカードを紹介していきます。
今回紹介する光熱費と相性のいいクレジットカードは、以下の通りです。
- Yahoo!JAPANカード
- JCB一般カード
- イオンカード
Yahoo!JAPANカード
超有名サイト「Yahoo!JAPAN」が発行するクレジットカードがYahoo!JAPANカードです。
基本的なスペックは以下の通りになります。
年会費 | 無料 |
---|---|
ポイントの付き方 | 100円で1ポイント |
対応マイル | なし |
使える電子マネー | なし |
旅行保険 | なし |
Yahoo!JAPANカードで「Yahoo!公金支払い」というサービスを利用すれば、光熱費支払いを最大限活かすことができます。
「Yahoo!公金支払い」は税金と公共料金、ふるさと納税などの各種料金をYahoo.JAPANのウェブサイトで支払うことができるサービスです。
このサービスの魅力は、毎月必要になる固定費をクレジットカードで支払いしただけで1%ポイントが還元されて、Vポイントが積み立てされること。
また税金などをVポイントで納められることが可能なのもすごいところ。
普段Vポイントのついたクレジットカードを利用して、たまったVポイント点数で税金納付ができるのです。
光熱費支払いどころか、公共料金全般の支払いに最適なクレジットカードの1枚なのは間違いありません。
JCB一般カード
日本が世界に誇る国際ブランド「JCB」の基本グレードのクレジットカードがJCB一般カードです。
基本的なスペックは以下の通りになります。
年会費 | 無料(2年目以降は1250円+税) |
---|---|
ポイントの付き方 | 1000円で1ポイント |
対応マイル | ANA・JAL・DELTA |
使える電子マネー | QUICPay |
旅行保険 | 国内・海外とも利用可能 |
JCBカードは普通に使うだけで「Oki Dokiボーナスポイント」が累積されますが、使用する場面に応じて付与されるポイント数は変わるのが特徴です。
例えば、インターネットショッピングなら最大2倍、毎日の買い物なら2倍以上、海外での使用なら最大20倍のポイントを獲得できます。
インターネットショッピングを含めた普段の買い物や海外旅行以外だけでなく、光熱費の支払いもポイント付加の対象です。
利用すればするだけ、ポイントがガンガン貯まる優秀なカードです。
またJCB一般カードは他のクレジットカードより豊富な種類の光熱費支払いに対応しているので、選択の幅が広いです。
光熱費払いに確実に対応しているクレジットカードを選ぶなら、JCB一般カードが最適でしょう。
イオンカード
大型ショッピングモールでおなじみの「AEON」が発行するクレジットカードがイオンカードです。
基本的なスペックは以下の通りになります。
年会費 | 無料 |
---|---|
ポイントの付き方 | 200円で1ポイント |
対応マイル | JAL |
使える電子マネー | iD・WAON |
旅行保険 | なし |
電気、水道料金・ガス料金2万円をイオンカードで支払った場合を想定すると、毎月100ポイントが積み立てられます。
年間で1,200ポイントが積み立てられるので、現金と比較すれば結果的に1,000円以上安くなるのです。
毎月20日と30日に全店5%OFFになる「お客様感謝デー」などポイントが貯まりやすい環境がたくさんあるのも魅力です。
イオンでよく買い物をする人で、光熱費をクレジットカード支払いしたい人なら持っていて損はありません。
まとめ
以上、「光熱費とクレジットカード」をテーマとして主に3つの知識を解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
紹介した3つの知識さえ押さえておけば、光熱費のクレジットカード決済に関する知識はすべて網羅できています。
今後、光熱費決済のためにクレジットカードの発行をするなら、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。