「東武のクレジットカード」について情報収集している人は、以下のような不安や疑問を持っていることが多いです。
あなたも同じような疑問や不安をもっていませんか?
- 東武のクレジットカードって、どんな特徴があるの?
- 同じ東武カードでも2種類あるみたいだけど、何がどう違うのかわからない
- 東武を使わない人でもお得なクレジットカードなの?
上記のような疑問や不安を持っているのに解決しないまま、東武のクレジットカードを作ってはいけません。
選択すべきタイプを間違うかもしれませんし、もしかするとあなたには必要のないカードの可能性もあるでしょう。
せっかく東武のクレジットカードを作るのであれば、戦力になるかハッキリしてから発行したいですよね。
そこで今回の記事では東武のクレジットカードについて、絶対に解決しておくべき疑問全てに、クレカを長年研究してきた筆者が回答していきます。
この記事を読めば、あなたが知っておくべき東武クレジットカードに関する知識はすべて網羅できますよ!
読み終えた時には、東武が発行するクレジットカードの特徴についてはっきりと理解できているでしょう。
東武が発行するクレジットカードの特徴
まず紹介するのは「東武が発行するクレジットカードの特徴」です。
東武クレジットカードは、東武グループの店や加盟店で利用できるクレジットカードです。
東武グループの店で利用すれば、優遇を受けられるので東武グループをよく利用する方にはお勧めのカードです。
クレジット機能が付いた東武カードには、
- 年会費有料のPASMOの機能が付加されたカード
- 年会費無料の東武カード
という「2つのカード」があります。
この章では年会費無料のベーシカルな東武クレジットカードの特徴を紹介していきます。
まずは東武クレジットカードのスペックをまとめましたので、ざっと目を通してみてください。
>国際ブランド | VISA・MasterCard・JCB |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
申請資格 | ①高校生を除く18歳以上の、電話連絡可能な方 ②本人もしくは配偶者に安定した収入がある方 |
付帯保険 | 紛失・盗難補償 |
カード発行までの期間 | ①申し込みから4週間程度で発行 ②専用カウンターなら即日発行 |
東武クレジットカード8つの特徴
東武クレジットカードは年会費も無料なので、東武鉄道、東武グループの店をよく利用する方に勧めたいカードです。
そんな東武が発行しているクレカですが、以下のような特徴をもっています。
- 審査は比較的厳しい部類に入る
- 年会費無料
- 高還元率のポイントサービス
- 家族カードが発行できる
- PASMO自動チャージが使える
- 入会特典でポイントがもらえる
- 最短で即日発行が可能
- ETCカードが利用可能
特徴1.審査は比較的厳しい部類に入る
ネットでは比較的審査が優しいと言われていますが、どちらかといえば難しい部類に入ります。
確かに申し込み条件は緩く、配偶者に収入があれば専業主婦も申請できます。
しかし4週間かけて慎重に審査が行われることもあって、主婦での審査突破は困難です。
ハッキリいって専業主婦やアルバイトの人が審査通過するのは難しいでしょう。
特徴2.年会費無料
年会費は無料のため、初期費用を一切かけず、ポイントを積み立てしていくことができます。
利用せずに持っていても損はないので、いざという時のために作っておいてもいいかもしれません。
特徴3.高還元率のポイントサービス
通常のショッピングのポイント還元率は0.5%ですが、東武グループでカードを使用すると還元率が上がります。
東武鉄道の定期券を信用決済で手に入れれば還元率0.5%(東京スカイツリー東武カードPASMOは1.5%)となり、東武ストア、東武トラベルで利用すれば、最大で2%という相当な還元率が実現できます。
また東武百貨店では年間のカード利用額によって、次のように還元率が変わるのも見逃せません。
- 東武百貨店で年間利用金額が200,000円未満だとポイント還元率3%
- 東武百貨店で年間利用金額が200,000~500,000円未満だとポイント還元率5%
- 東武百貨店で年間利用金額が500,000円オーバーだとポイント還元率7%
貯まったポイントは、東武グループで利用できる買い物券に交換ができます。
東武鉄道、東武グループをよく利用する方には、とてもメリットの高いカードです。
特徴4.家族カードが発行できる
家族カードも年会費無料で2枚まで発行できます。
家族カードでありながら、サービス内容は本会員と同等なのはうれしい利点です。
特徴5.PASMO自動チャージが使える
別途申請手続きが必要になりますが、PASMOの自動チャージ機能が付帯できます。
自動チャージ機能をつけると、改札を通過する時、2,000円以下になると自動的に3,000円分チャージされますよ。
チャージした分は東武クレジットカード決済になるので、チャージ分のお金もポイント加算対象になります。
自動チャージ機能は残高を確認してチャージする必要がないため、非常に便利な機能です。
特徴6.入会特典でポイントがもらえる
東武クレジットカードは定期的に入会特典を行っており、キャンペーン中に加入すれば2,000~3,000ポイント付与されます。
さらに東武鉄道でカードを利用し、定期券を購入すれば3,000ポイント付与されますよ。
お得な時期を見計らって特典を併用すれば、一気に5,000ポイント以上も獲得できるのは強力です。
特徴7.最短で即日発行が可能
東武のカードカウンターで、カード当日発行申請が可能です。
審査に合格すればその場で臨時カード発行してもらえ、カードが配達される間は臨時カードで決済可能できます。
すぐにクレジットカードが必要と考えている場合に便利ですよ。
ちなみに東武のカードカウンターについては以下の通りです。
- 池袋カードセンター (東武百貨店池袋店 6F) 営業時間10時~20時まで
- 船橋カードセンター (東武百貨店船橋店 4F) 営業時間10時~19時30分まで
- 宇都宮カードセンター (東武宇都宮百貨店 5F)営業時間10時~19時まで
- 東京ソラマチカードカウンター (東京ソラマチ 3F)営業時間10時~21時まで (日祝日は20時まで)
営業時間ギリギリだと発行してもらえないので、即日発行を狙うなら、なるべく早めに行くようにしてください。
特徴8.ETCカードが利用可能
ETCカードも年会費、新規発行手数料が無料発行。
1,000円の利用ごとに、0.5%ポイントが加算されていきます。
よくETCを使う人であれば、利用すればするほどお得になるので、使いこなすことができるでしょう。
東武クレジットカードのメリット
本会員カードも家族カードもETCカードも、年会費無料で発行できます。
初期費用を全くかけずに、ポイントを受けとれるので、持っていて損はありません。
手続きは必要ですが、PASMO自動チャージ機能を搭載されるので、東武鉄道をよく利用する方には便利です。
東武クレジットカードのデメリット
東武クレジットカードは1回払い・2回払い・ボーナス一括支払いは手数料無料ですが、その他の分割払いはできません。
分割払いしたい場合は、リボ払いしかできないのは大きなデメリットでしょう。
リボ払いにすれば、14.52%の手数料がかかります。
また東武クレジットカードは紛失・盗難保障が付帯しますが、ショッピング保険、海外旅行・国内旅行傷害保険は付帯になっていないもの問題です。
ここまでは、「東武が発行するクレジットカードの特徴」をお伝えしました。
東武が発行するカードの利点や特徴について、理解していただけたのではないでしょうか。
次に紹介するのは、「東京スカイツリー東武カードPASMOの特徴」です。
東京スカイツリー東武カードPASMOの特徴
もう一つの東武クレジットカードが「東京スカイツリー東武カードPASMO」です。
まずは東京スカイツリー東武カードPASMOのスペックから見ていただきましょう。
国際ブランド | VISA・MasterCard・JCB |
---|---|
年会費 | 初年度年会費無料 二年目以降:1,000円+税 |
申請資格 | ①高校生を除く18歳以上の、電話連絡可能な方 ②本人もしくは配偶者に安定した収入がある方 |
付帯保険 | 紛失・盗難補償 |
カード発行までの期間 | ①申し込みから4週間程度で発行 ②専用カウンターなら即日発行 |
「東京スカイツリー東武カードPASMO」5つの特徴
年会費はかかりますが、通常の東武クレジットカードとは違った機能をもつカードです。
多機能なので東武クレジットカードといえばこちらを思い浮かべる人が多いほど、メジャーになってきました。
そんな東京スカイツリー東武カード・パスモですが、以下のような特徴をもちます。
- 通常の東武クレジットカードと審査難易度は変わらない
- 年間1,000ポイントもらえるポイントサービス
- チケットレスサービスが使える
- 百貨店やスカイツリーの優待が受けられる
- 定期券機能が搭載されている
特徴1.通常の東武クレジットカードと審査難易度は変わらない
通常の東武クレジットカードの機能を付帯したうえで新たな機能を追加したクレカですが、審査は通常の東武カードと変わりません。
機能が追加されると審査も厳しくなるカードが多いのですが・・・珍しい傾向といえます。
特徴2.年間1,000ポイントもらえるポイントサービス
年間10万円以上カードを利用すると、年会費と同額の1,080ポイントが付与されます。
カードで毎年10万円以上の買い物をする方は、実質年会費無料でカードを維持できますよ。
公共料金と携帯電話料金の支払いも対象なので、その気になれば簡単に条件を達成できるでしょう。
毎月の固定費をカード決済に設定しておくと、特別なショッピングをしなくても簡単に10万円を超えます。
通常の東武カード付帯されていた各種サービスも利用できますので、併用すればさらに10万円分の利用に届きやすくなるでしょう。
特徴3.チケットレスサービスが使える
東京スカイツリー東武カードPASMO利用者は、発行後に東武携帯会員に登録しておけば、チケットレスサービスを受けることができます。
チケットレスサービスは、携帯電話で東武特急券と東上線の乗車券を購入できるサービスです。
チケットレスなので、全く並ばずに乗車できますよ。ノンストレスなので、非常に移動が捗ります。
もちろん、チケットレスサービスの支払いを東武クレジットカードで決済すれば、ポイントの積立(3%)も実行されます。
特典4.百貨店やスカイツリーの優待が受けられる
東京スカイツリー東武カードPASMO利用者は、東武百貨店で開かれるサンクスフェアによって、10%~20%の優遇割引メリットを受けることができます。
また、東京スカイツリーでは、展望デッキの当日券が10%割引で買えたり、駐車場を1時間無料で利用できるメリットもあります。
特徴5.定期券機能が搭載されている
東京スカイツリー東武カードPASMOは、定期券機能を付帯して使用できます。
「定期券はカードで買えるけど定期券機能はつけられない」というカードは意外と多いので、重宝される機能です。
東京スカイツリー東武カード・パスモの長所
特別な手続きなしに、PASMO自動チャージ機能が搭載されているので、チャージし忘れていても大丈夫です。
年会費がいりますが、年間10万円以上の利用があると年会費がポイントでカバーできるのもポイント。
普通の東武カードよりも効率的にポイントを貯めれます。よく東武鉄道を利用する人には、メリットが多いカードでしょう。
東京スカイツリー東武カード・パスモの短所
東武カードは年会費無料ですが、東京スカイツリー東武カード・パスモは年会費が1,000円です。
年間10万円以上の利用があれば、年会費と同額のポイントを受けることができますが、全員が実現可能な条件ではありません。
頻繁に利用する機会がない方は、残念ながら年会費を損した気分になるでしょう。
また東京スカイツリー東武カードPASMOは紛失・盗難保障が付帯しますが、買い物専用の保険、海外旅行・国内旅行傷害保険は付帯になっていません。
海外旅行で重要な保険が一切ついていないので、国内の買い物用の決済にしか利用用途はないでしょう。
まとめ
以上、「東武のクレジットカード」をテーマとして様々な知識を解説してきましたが、いかがでしたか?
紹介してきた知識さえ押さえておけば、東武のクレジットカードに関する知識はすべて網羅できています。
今後、東武のクレジットカードを発行する機会があるなら、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。