「ブラックでも作れるクレジットカード」について情報収集している人は、以下のような不安や疑問を持っていることが多いです。
あなたも同じ疑問や不安をもっていませんか?
- 楽天カードやマジカルJCBはブラックでも作れるクレジットカードって聞いたけど本当?
- そもそも自分がブラックかどうかよくかわらない
- ブラックがクレジットカードを作るのは無理なのだろうか・・・。
上記のような疑問や不安を持っているのに解決しないまま、クレジットカードの申し込みをしてはいけません。
知識なしに審査に挑戦して否決になってしまえば、大事な信用情報に傷をつけてしまいます。
せっかくクレジットカードに挑戦するのであれば、絶対に審査に通りたいですよね?
そこで今回の記事では、ブラックでも作れるクレジットカードについて絶対に知っておくべき知識を、ブラック事情に詳しいクレカマニアが解説していきます。
この記事を読めば、あなたが知っておくべき「ブラックとクレジットカード」に関する知識はすべて網羅できます。
読み終えた時には、
- 「楽天カードやマジカルJCBはブラックでも通るのか」
- 「自分がブラックかどうか調べる方法」
- 「ブラックでも確実にクレジットカードを作る方法」
についてはっきりと理解できているでしょう。
楽天カードやマジカルJCBはブラックでも通るのか
まず紹介するのは「楽天カードやマジカルJCBはブラックでも通るのか」です。
楽天カードとマジカルJCBカードは、ネット上でよく話題になっています。
ネット上の評判ではもっぱら「カード審査がゆるくて作りやすい」とされており、中には「ブラックでも通った」と言われることも。
もし仮にブラックリストに載っている状態で楽天カードやマジカルJCBカードを申請したら、どうなるのでしょうか。
答えは簡単です。ブラックリストに載っている人は、絶対に楽天カード・マジカルJCBカードともに作れません。
というより、ブラックのままではどんなクレジットカードも作ることはできません。
ブラックリストに載ったら100%カードは作れないと思ったほうがいいです。
ブラックリストに載っているかの判別方法
最もブラックリストに該当する原因になることが、借りたお金を返済しないことです。
1ヵ月の遅延・滞納までならギリギリですが、これが2ヵ月目に突入すれば、ブラックリスト行きになります。
もしブラックリストに入ったら、どう頑張っても楽天カードやマジカルJCBは作れません。
仮に支払遅延のあとに、遅延部分を完済してもダメです。一度信用に傷がつけば、そうそう抜け出せないのです。
ネットの嘘情報を鵜呑みにしない
ブラックリストに載った状態だと、いくら審査が甘いクレジットカードでも作ることができません。
審査が緩くて有名な楽天カード・マジカルJCBカードでも無理です。
もちろん、他のクレジットカードも作れません。
ネットには「ブラックでも楽天カードが作れた」「マジカルJCBはブラックの味方」なんて書かれていますが、ハッキリいって嘘っぱちです。
クレジットカード作成はそこまで甘くありません。
ブラックなら100%カード作成は無理です。
「延滞が2ヶ月程度なら通る」と書かれたサイトもありますが、それも嘘です。
大抵の人は2ヶ月の延滞でも審査に通りません。
「年収が1,000万円以上」「大企業に勤めている」等の特別な条件がないと無理です。
ネット上の嘘にだまされて、むやみやたらに申し込みしないようにしないでください。
さらに自分の信用情報に傷をつけてしまうことになります。
ここまででは、「楽天カードやマジカルJCBはブラックでも通るのか」をお伝えしました。
ブラックの状態で作れるクレジットカードはないことを、理解していただけたのではないでしょうか。
次に紹介するのは、「自分がブラックかどうか調べる方法」です。
自分がブラックかどうか調べる方法
クレジットカードを作成する時、自分が本当にブラックなのか知ることが必要です。
自分はブラックと思っていない人が、実はブラックであることはよくありますし、その逆もしかりです。
そこでこの章では、自分がブラックなのか確認する方法について、詳しい解説をしていきたいと思います。
確認方法としては驚くほど簡単なので、クレジットカード作成に挑戦する前に、自分の信用情報を定期的に確認してみてください。
ブラックリストに掲載されているか確認する方法
自分がブラックリストに掲載されかを確認するには、どうしたら良いのでしょうか。
それは下のサイトに行って、自分の「信用情報」を照会するだけです。
参考
JICCでブラックリストかどうかを調べる日本信用情報機構
参考
CICでブラックリストかどうかを調べるCREDIT INFORMATION CENTER
パソコンやスマートフォンでの手続きで当日内での入手可能なので、すぐにブラックリストに入っているかの確認が可能です。
開示された情報を確認すると、自分がブラックリストに入っているかが分かります。
ちなみに信用情報を確認するには、1,000円の費用がかかります。
ドルマークやAマークには注目
自分の信用情報を開示すると、このファイルのような情報を閲覧できます。
開示された情報を見ると、さまざまなマークが書かれています。
ぱっと見では何がかかれているかわからないでしょう。
しかし書かれている情報をすべて理解しようとしても無理です。
はじめての人は、すぐに全てを理解しきれません。
初めて自分の信用情報を見るのであれば、下部の「入金状況」の項目にあるアルファベットやマークに注目です。
AやらPやら$マークやら色々書かれていますが、あなたがブラックかどうかはこの「入金状況」の項目でわかります。
誤解を恐れずシンプルにいえば、「入金状況」にAと書かれていれば、あなたはブラックです。
逆に「入金状況」の欄がすべて$マークであれば、相当にクレジットカード審査に通りやすい人だといえます。
ブラックの真反対とイメージするとわかりやすいでしょう。
Aが1つでもあれば「ブラックリストに入っている状態」なので、クレジットカード審査に落ちる確率が相当に高いです。
ちなみ信用情報機関はJICC、CIC、KRCと3つありますが、基本的な見方は一緒です。
信用情報機関によって若干異なる部分もありますが、基本的には「入金状況」の欄を見るだけでOKです。
自分の信用情報は定期的に確認しておく
自分の信用情報が$マークだらけで、立派な状態だったとしても安心してはいけません。
ごく稀に同姓同名の他人の情報が、誤って記録されているということもあります。
また、あなたの親戚があなたの名義で勝手にクレジットカードを作ってしまうなどのトラブルによって、意図せずにブラックリストに入ってしまう場合もあります。
もし心当たりがないのに「クレジットカードが急に作れなくなった」「審査に落ちた」という場合には、早めに信用情報の確認をしてみてください。
もし誤情報であれば申請によって訂正されるので、こまめな点検が重要です。
ここまででは、「自分がブラックかどうか調べる方法」をお伝えしました。
自分の信用情報を見れば簡単に判別可能だと、理解していただけたのではないでしょうか。
次に紹介するのは、「ブラックでも確実にクレジットカードを作る方法」です。
ブラックでも確実にクレジットカードを作る方法
ここまで紹介してきた知識によって、
- ブラックではクレジットカードは無理
- 自分はブラックなのか否か
などが明らかになったと思います。
今回の記事によって、自分がブラックだと確定した人もいるでしょう。
もしかしたら、ブラックでもクレジットカードが作れると期待した人の希望をかき消しているかもしれません。
このままではブラックの人に対して、希望もなにもない状態です。
やっぱり何らかの希望がほしいですよね。
そこでこの章では、ブラックでもクレジットカードが作れる「とっておきの方法」を紹介します。
今まで散々「ブラックではクレジットカード作成は無理」といってきました。
しかし実は、ブラックでもなんとかクレジットカードを作る方法は実在するのです。
これから紹介する段取りを完璧に真似してもらえれば、ブラックの人でも絶対にクレジットカードを作ることができます。
具体的な方法は少し長くなってしまうので、次項にて紹介していきます。
先に行っておきますが、今回紹介する方法は魔法のような方法ではありません。
地に足のついた「現実味のある方法」です。
法の編み目をかいくぐったような突拍子もない方法ではないので、あらかじめご容赦ください。
ブラックがどんなクレジットカードでも作れるようになる方法の手順
ブラックでもクレジットカードに通る方法をシンプルにまとめると、以下の通りになります。
- 信用情報を見て、自分がブラックであるのを確認する
- 何もせずに5~6年間待つ
- 再度信用情報を見て、ブラックでないことを確認する
- 携帯の分割支払いを半年続ける
- マジカルクラブカードJCBとコスモ・ザ・カードを1年間使い続ける
1から5までの手順をきちんとこなせば、ブラックでも好きなクレジットカードを作れるようになっています。
まずは自分の個人信用情報(CIC及びJICC・KSC)を開示して否定的な情報が載ってないか確認してください。
1つの信用機関ではなく、3つすべての信用機関をみてください。
もしネガティブな情報があれば、5~6年は沈黙です。
この期間は何をやっても絶対にクレジットカードが作れないので、下手にあがくのは止めましょう。
沈黙する5~6年の間は、あらたな延滞は絶対にしてはいけませんし、クレカやローンの申し込みすらしてはいけません。
あなたの信用調査についた傷を癒やす期間だと思って、おとなしく沈黙しておきましょう。
5~6年経ったあとにもう一度、CIC・JICC・KRCをチェックしてみてください。
参考
JICCでブラックリストかどうかを調べる日本信用情報機構
参考
CICでブラックリストかどうかを調べるCREDIT INFORMATION CENTER
ネガティブな情報は全て消えています。
しかしこのままではクレジットカードは作れません。
ネガティブ情報がないことを確認したら、携帯の分割払いで最低半年は支払いを続けます。
携帯電話の支払いを半年続けたら、マジカルクラブカードJCBやコスモ・ザ・カードに申請します。
ちなみにマジカルクラブカードJCBとコスモ・ザ・カードを同時に申請してはいけません。
いわゆる多重申請になり、また信用情報に傷が入ります。
まずマジカルカードに申請し、もしマジカルカードの審査に落ちたらコスモ・ザ・カード申請という手順にしてください。
マジカルJCBカードやコスモ・ザ・ハウスカードを1年間延滞なく使えばもう大丈夫です。
あなたの信用情報は人並み以上になっています。きちんと仕事さえしていれば、大抵のクレカ審査は通るでしょう。
ブラックでもクレジットカードを作る方法に関する補足情報
ブラックでもクレジットカードを作る方法をざっと紹介しましたが、多少説明不足の部分がまだまだあります。
さらに理解を深めてもらうために、ここからはブラックでもクレジットカードを作る方法に関する補足情報を紹介していきましょう。
5~6年間まてば「スーパーホワイト状態」になる
自分の信用情報は何もしないまま放置すると、どんなにボロボロでも勝手に回復します。
早くて5年、遅くて6年間で自己破産の履歴すらすっきり消えてしまうのです。
しかしクレジットカードの審査では、個人信用情報を開示して真っ白すぎる人を嫌います。
「過去に何かやらかしたな」と判断されて、審査におとされるのです。
この状態を「スーパーホワイト」と呼びます。
仕事でも勉強でも、何事にもステップアップがあるように、好きなクレジットカードに通るためにまずはスーパーホワイト状態から抜ける必要があるのです。
スーパーホワイト状態から自然な状態に戻るには
スーパーホワイト状態から脱却するには、何かしらの履歴を残す必要があります。
スーパーホワイト状態でつけられる履歴といえば、携帯電話端末の割賦支払いしかありません。
携帯の分割購入の後は審査の簡単なコスモ・ザ・カードかマジカルJCBカードに挑戦しましょう。
この2枚はいずれも発行時には一般クレジットカードと同様に、個人信用情報機関を参照した審査があります。
スーパーホワイト状態では絶対に通らないので、携帯の分割購入を挟むのをわすれないようにしてください。
まとめ
以上、「ブラックでも作れるクレジットカード」をテーマとして主に3つの知識を解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
紹介した3つの知識さえ押さえておけば、「ブラックでも作れるクレジットカード」に関する知識はすべて網羅できています。
今後クレジットカードを作成する機会があるなら、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。