「セブンイレブンのクレジットカード」について情報収集している人は、以下のような不安や疑問を持っていることが多いです。
あなたも同じような疑問や不安をもっていませんか?
- セブンイレブンのクレジットカードって、どんな特徴があるカードなの?
- セブン以外のコンビニも結構使うけど、それでもお得なクレジットカード?
- セブンイレブンのクレジットカードって審査は優しい?それとも厳しい?
上記のような疑問や不安を持っているのに解決しないまま、セブンイレブンのクレカを作ってはいけません。
審査に失敗する可能性もありますし、そもそもあなたには必要のないクレジットカードかもしれません。
せっかくセブンのクレジットカードを作るのであれば、自分にとってベストの1枚であってほしいですよね。
そこで今回の記事ではセブンイレブンのクレジットカードについて、絶対に知っておくべき知識を実際に利用しているクレカマニアが解説していきます。
この記事を読めば、あなたが知っておくべき「セブンイレブンのクレジットカード」に関する知識はすべて網羅できますよ!
読み終えた時には、
- セブンイレブンが発行するクレジットカードの特徴
- セブンイレブンが発行するクレジットカードの審査ポイント
についてはっきりと理解できているでしょう。
セブンイレブンが発行するクレジットカードの特徴
セブンイレブンとイトーヨーカドー店舗を運営する「セブン&アイ・ホールディングス」が発行するクレジットカードが「セブンカードプラス」です。
普段の買い物にセブンイレブンなどセブン&アイグループの店を利用の方は、一般的なクレジットカードを使用するより簡単にポイントを集めることできますよ。
この章ではそんな「セブンカードプラス」について、押さえておくべきポイントを紹介していきます。
まずは基本的なスペックを表にまとめましたので、ざっと目を通してみてください。
国際ブランド | VISA・JCB |
---|---|
年会費 | 初年度無料 二年目以降は条件付きで無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
旅行保険 | なし |
家族カード機能 | あり(条件付きで無料) |
ETCカード機能 | あり(無料) |
ショッピング保険 | 最高100万円 |
旅行保険 | 国内・海外ともになし |
対応電子マネー | nanaco・QUICPay |
今回クローズアップするセブンイレブンのクレジットカード「セブンカードプラス」の主な特徴は以下の5つです。
- nanacoの付帯方法を選べる
- ポイント獲得の機会が多い
- 8のつく日にイトーヨーカドーで5%割引
- ショッピング保険が最高100万円まで付帯
- 年会費は初年度無料で次年度以降にも簡単に無料できる
特徴① nanacoの付帯方法を選べる
セブンカードには「nanaco一体型」と「nanaco紐付型」の2種類があります。
nanacoはセブンイレブンとイトーヨーカドー、セブン&アイグループで手軽に決済できる電子マネーです。
nanaco一体型
nanaco一体型のセブンカードプラスを発行すれば、nanacoカードを別に持たず、セブンカードプラス1枚でnanacoポイントを利用できます。
nanacoカードの発行費は300円かかりますが、一体型は発行手数料無料で作れます。
どうしてもnanacoカードを別に持ちたい理由がない限り、一体型を利用した方がいいでしょう。
nanaco紐付型
紐付型を選択すると、クレジットカードを利用して集まったnanacoポイントが、nanacoカードやおサイフケータイnanacoモバイルで利用できます。
すでにもっているnanacoカードやモバイルを利用しており、あらたな手段をもつのが面倒な方は紐付き型を選択すれば良いでしょう。
特徴② ポイント獲得の機会が多い
セブンカードプラスを利用して集まるポイントは先述したように「nanacoポイント」です。
nanacoポイントは、セブンイレブンとイトーヨーカドーと同じセブン&アイグループを含めた全国13万店舗で「1ポイント1円」で利用できる電子マネーです。
セブンイレブン、イトーヨーカドーでは200円ごとにnanacoポイントが3ポイント獲得でき、ポイント還元率にすると1.5%になります。
また公共料金や税金納付でも200円ごとに1ポイントつくという珍しい効果を持つカードです。
nanacoをチャージして支払えば1.5%ポイント還元
セブンカードプラスでnanacoをチャージすると0.5%ポイント還元で、nanacoに支払をした時1%ポイントが還元されるので、合計ポイント還元率は1.5%です。
このようにポイント2重取りを利用して、効率的にポイントを集めることができます。
公共料金と税金支払いで0.5%分のポイント獲得
nanacoはガスや水道、電気料金公共料金のほか、自動車税と住民税の税金の支払いもできます。
現金ではなく電子マネーで税金を支払いできるのは、日本ではnanacoだけです。
公共料金支払い時はポイント還元率0.5%になりますが、十分すぎる恩恵でしょう。
利用金額によるボーナスポイントあり
4月から翌年3月まで1年間、対象店舗(イトーヨーカドーなど)を利用した累計金額によっては、ボーナスポイントを獲得可能です。
100万円で3,000ポイント、150万円で10,000ポイント、150万円達成後は100万円達成ごとに10,000ポイント獲得となっています。
毎日のように店舗をよく使う方はボーナスポイントを獲得するチャンスです。
セブンイレブンのショッピングにボーナスポイントが発生
セブンカードプラスを利用してセブンイレブンの対象商品を購入すれば、ボーナスポイントがもらえます。
ボーナスポイントを受ける対象商品は、陳列された値札の上に記載されており、定期的に変わります。
気になる人はセブンイレブンの陳列棚に意識を向けてみるといいでしょう。
特徴③ 8のつく日にイトーヨーカドーで5%割引
毎月8のついた日(8日・18日・28日)は「ハッピーデー」です。
イトーヨーカドーで食品、衣類などをカード利用で購入すれば、通常の値段から5%割引で購入できますよ。
近くにイトーヨーカドーのない方は8がついた日に、イトーヨーカドーのインターネットショップを利用しても5%割引で対象商品を購入できます。
還元率にすると、イトーヨーカドーのカード利用(1.5%)とハッピーデー(5%)で計6.5%の還元です。
一般的なクレジットカードは0.5%~1%の還元ですから、いかにお得になるのか明白でしょう。
特徴④ ショッピング保険が最高100万円まで付帯
セブンカードプラスは海外旅行傷害保険が付帯しない代わりに、ショッピング保険がついてきます。
海外で購入した物品に対する事故や破損、盗難の損害が最高100万円まで補償する「ショッピング・ガード保険」が付帯しています。
ただ、自己負担額は1事故当り一万円かかるので注意してください。
特徴⑤ 年会費は初年度無料で次年度以降にも簡単に無料できる
セブンカードプラスの年会費は初年度無料で、次年度以降も前年度の利用金額が5万円以上なら無料です。
5万円以上といえば、月で計算すれば約4,000円です。
日常のショッピングはもちろんのこと、公共料金や税金支払いに利用すれば簡単にクリアできるでしょう。
もし年間利用金額が5万円にならない場合、年会費は税込み500円かかり、家族カードは税込み200円です。
ここまでは、「セブンイレブンが発行するクレジットカードの特徴」をお伝えしました。
セブンイレブンのクレジットカードの利点について、理解していただけたのではないでしょうか。
次に紹介するのは、「セブンイレブンが発行するクレジットカードの審査ポイント」です。
セブンイレブンが発行するクレジットカードの審査ポイント
セブンカードプラスはセブンイレブン等で利用すればディスカウント特典を受けられるうえ、ポイント還元率も充実しているクレジットカードです。
ネットでは「審査が緩い」と紹介されているため、サブカードやnanacoカードとして持ちたい人も多いのではないでしょうか。
しかしセブンカードプラスが、本当に審査が緩いのかどうか気になりますよね?
そこでこの章ではセブンカードプラスを持ちたいと思ってる方に向けて、審査期間や審査において重視される点をまとめてみました。
結論から言えば、セブンカードプラスは銀行系クレジットカードと比較すれば、審査が通過しやすいカードです。
学生でも審査を通過できる可能性を秘めた1枚です。ただ親の年俸が低いとカード審査に落ちるのでご注意を。
審査期間・カード発行までの期間
セブンカードプラスはインターネットで申請する場合、最短で数十分以内に審査が終了して結果がメールで連絡されます。
ただ土日祝日や年末年始に申請すると、何日かかかる場合もあるので注意が必要です。
セブンカードプラスは審査合格のメールが到着した後、最短期間2週間・長くても4週間程度で手元に来ますよ。
申し込み基準
セブンカードプラスは本人または配偶者に安定した収入がある、18歳以上(高校生を除く)が申し込みできます。
専業主婦の方は、配偶者に安定した収入がある場合に申し込みができます。
年金生活・無職の方も審査対象です。もちろん大学・専門学校の学生もセブンカードプラスに申し込み可能です。
しかし学生に限り、親権者同意書が必要です。
カード手続きの際に、親権者確認の連絡が行くので注意してください
学生の場合は学生証のコピーの添付も必要になるので、事前に用意しておきましょう。
審査で重要視されるポイント
セブンカードプラスの審査では、「年収」「個人信用情報」が重要視されます。
ただセブンカードプラスは、年俸200万円以上の人なら、問題なく審査に通過できます。
少なくとも100万円程度の年収があれば、審査通過の対象になる「緩さ」は魅力的です。
またクレジットカードの審査は、クレジットカードやローン利用履歴が掲載されている「個人信用情報」が重視されます。
セブンイレブンのクレジットカードでももちろん、重点的にチェックされるので注意が必要ですよ。
個人信用情報は、「個人信用情報機関」と呼ばれる企業により管理されており、5~10年間保持されています。
申請時に申告した内容と、個人信用情報機関に登録された情報が大きく違う際、虚偽申告と判断され、審査に通過ができないので注意しましょう。
「スーパーホワイト」でも審査通過できるクレジットカード
セブンカードプラスは、信用情報に不安がある方や「スーパーホワイト」の方で審査を通過した実績があるカードです。
スーパーホワイトとは、30代を超えても一度もローンやクレジットカードを使ったことのない人を指します。
「過去に自己破産をしたのではないのか?」と疑われてしまうため、一般的なクレジットカードの審査では非常に不利になる状態です。
クレジットカードの審査では、定期的にクレジットカードを利用する「優良な履歴」を積み重ねてきた方が優遇されます。
一方、セブンカードプラスはカードの利用実績が少なく、個人信用情報に不安がある方も審査にパスできる可能性を秘めたカードです。
在籍確認・本人確認
セブンカードプラスの審査では、基本的に「在籍確認」がないです。
在籍確認は、申込時に申告した勤務先の情報が正しいかを確認するため、カード会社の審査者が勤務先に電話をかけて在籍を確認する作業です。
セブンカードプラスの審査で在籍確認するのは、審査工程で何らかの疑問点や不審点が発見された時のみ。普通は行いません。
また、在籍確認どころか、「本人確認」すらも稀です。
本人確認はクレジットカード申請した人間が、本当に実在するのか、本当に申請意思はあるかを確認するために、審査担当者が申請者に電話する作業です。
セブンカードでは本人確認を行うのも、申告した内容に不明確で不備があるなどの場合だけ行います。
ただ未成年者や学生がセブンカードプラスに申請した場合は、親権者に対してカードの申し込み電話連絡を取る場合があるので注意してください。
審査は国際ブランドに関係なくJCBが行う
セブンカードプラスは、国際ブランドをJCBとVISAのどちらか選択が可能です。
ただし審査は国際ブランドに関係なく、JCBが行うので注意が必要です。
もし過去にJCBが提供するサービスで支払いに問題がある方は、セブンカードプラスの審査通過が不利になるでしょう。
ただセブンカードプラスは、過去の支払い問題に比較的寛容なカードなので、100%審査に通過できないわけではありません。
キャッシング額を0にすれば審査に通りやすくなる
セブンカードプラスを申請する時、「キャッシング枠」の希望額をゼロにすることで審査通過率が上がります。
クレジットカードのキャッシング機能は、ショッピング機能とは別の審査を実施する必要があります。
確実に審査に突破したいのであれば、余計な審査項目は増やさないのがベストです。
まとめ
以上、「セブンイレブンのクレジットカード」をテーマとして様々な知識を解説してきましたが、いかがでしたか?
紹介した知識さえ押さえておけば、「セブンのクレジットカード」に関する知識はすべて網羅できています。
今後セブンイレブンのクレジットカードを申請する機会があるなら、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。