「docomoのクレジットカード」について情報収集している人は、以下のような不安や疑問を持っていることが多いです。
あなたも同じような疑問や不安をもっていませんか?
- docomoが発行しているクレジットカードって、どんな特徴があるカードなの?
- 2つの種類があるみたいだけど、どちらを選んでいいかわからない・・・
- docomoクレカの一般カードとゴールドカードの違いをわかりやすく教えて!
上記のような疑問や不安を持っているのに解決しないまま、docomoのクレジットカードを作ってはいけません。
docomoクレジットカードの機能を上手く使いこなせないでしょうし、もしかするとあなたには必要のないカードの可能性だって考えられます。
せっかくdocomoのクレジットカードを作るのだったら、戦力になる1枚として発行したうえで、上手く使いこなしたいですよね。
そこで今回の記事ではdocomoのクレジットカードについて、絶対に解決しておくべき疑問全てに、docomoカードを実際に利用している筆者が回答していきます。
この記事を読めば、あなたが知っておくべきdocomoクレジットカードに関する知識はすべて網羅できますよ!
読み終えた時には、
- docomoが発行するクレジットカードの基礎知識
- docomoクレジットカード(スタンダード)の特徴
- docomoクレジットカード(ゴールド)の特徴
についてはっきりと理解できているでしょう。
docomoが発行するクレジットカードの基礎知識
まず紹介するのは「docomoが発行するクレジットカードの基礎知識」です。
docomoが発行するクレジットカードは「dカード」です。
スマホ利用料金をdカードで支払うと、ポイントが貯まるのが最大の特徴です。
ポイントはさまざまな方法で活用できますので、docomoのスマホを利用する方に人気が高いカードです。
一昔前まではdocomo利用者のための「DCMXカード」でしたが、「dカード」として新しく生まれ変わりました。
信用決済ができるうえ、ポイントカード、iDの電子マネーの機能が一体となり、便利で利用しやすい1枚です。
docomo携帯電話利用者にお勧めですが、他社の携帯電話を利用している方でも、もちろん申請可能です。
dカードを利用するのであれば、一般カード(スタンダード)かゴールドカードにするかを決める必要があります。
ここまでは、「docomoが発行するクレジットカードの基礎知識」をお伝えしました。
docomoが発行するカードについて最低限知っておくべき情報を、理解していただけたのではないでしょうか。
次に紹介するのは、「dカード(スタンダード)の特徴」です。
dカード(スタンダード)の特徴
ポイントを貯めることができ、クレジットカードの機能と電子マネー機能が付帯して、1枚で3つの機能が合わさったカードとなっています。
主なスペックは以下の通り。
提携ブランド | VISA・MasterCard |
---|---|
申し込み条件 | 個人名義かつ満18歳以上であること |
年会費 | 永久無料 |
ポイント還元率 | 1.00% |
付帯電子マネー | iD |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 初年度無料 二年目以降:500円+税 |
国内・海外旅行保険 | 国内・海外ともになし |
ショッピング保険 | 最高100万円 |
基本的なポイント還元率が1%と高く、ポイントも集めやすく、集めたポイントの活用方法も豊富です。
商品券やJALマイル、Pontaポイントの他社のポイントと交換可能です。
ポイントの活用方法が豊富なので、docomo利用者でなくても、多くのメリットがあります。
もちろん、ポイントをdocomo携帯電話の利用料として活用できるうえ、docomoの商品とも交換できます。
docomoの携帯電話の利用者には、メリットが多い1枚です。
dカード(スタンダード)最大のメリット
スタンダードタイプ「dカード」の最大のメリットは、ポイントプログラム「dポイント」です。
100円につき、1ポイント(還元率1%)を貯められます。
携帯電話料金、公共料金の支払いやETCの利用、ショッピングでもポイントを貯めていくことができます。
次のようなdカード特約店では、還元率が一気にあがりますよ。
- ENEOS・・・還元率2%
- 東急ホテル・・・還元率3%
- 三越伊勢丹・・・還元率2%
- 高島屋・・・還元率3%
- ショップジャパン・・・還元率2%
- サカイ引越しセンター・・・還元率4%
- JAL航空券・JALパック・・・還元率2%
- JTB・・・還元率3%
- 洋服の青山・THE SUIT COMPANY・・・.還元率2%
- 紀伊國屋・タワーレコード・・・還元率2%
1番のメリットは、ポイントが付与される時期です。
以前DCMXのカードは、カード決済してから約1ヵ月後に付与される仕組みでした。
時間がかかりますので、不満を感じることが多かったです。
しかし、dカードはカード決済のデータがカード会社に到達すると同時に付与されます。
早い時期のポイント加算は嬉しいです。
貯めたdポイントは、商品券に交換し、JALマイルやPontaポイントなど他社のポイントに移行することもでき、dカードiDに現金として利用することもできます。
キャッシュバックされたiDは、現金と同じように、マクドナルド・ローソン・タワーレコードなど様々な加盟店で利用でき便利です。
また、100ポイント単位でdocomoの商品と交換もできます。
充電器やスマートフォンケースなどを、ポイントをつかって無料で交換可能なのも便利です。
docomo携帯電話の修理費をポイントで支払うこともできます。動画、書籍、ゲームの購入に使用できます。
dポイントの有効期間も4年と長く設定されており、長期的に必要なポイントを集めることができますよ。
ちなみに「ポイントUPモール」という専用サイトを経由してアマゾン、楽天市場、ロハコなどを利用しますと、ポイント還元率が通常の1.5倍~10.5倍になります。
dカード(スタンダード)のデメリット
dカード(スタンダードタイプ)にはデメリットもあります。
ショッピング安心保険は付帯ですが、海外および国内旅行保険は付帯になっていません。
旅行保険が必要な場合は、dカードのゴールドを検討してみるとよいでしょう。
ここまでは、「dカード(スタンダード)の特徴」をお伝えしました。
docomoが発行するスタンダードカードの利点や特徴について、理解していただけたのではないでしょうか。
次に紹介するのは、「dカード GOLDの特徴」です。
dカード GOLDの特徴
dカードよりメリットがあり、保険の種類も豊富で、保障内容も充実したクレカが「dカード GOLD」です。
主なスペックは以下の通りです。
提携ブランド | VISA・MasterCard |
---|---|
申し込み条件 | 個人名義かつ満20歳以上(学生は除く) 安定した継続収入があること。 ドコモの携帯電話番号を届け出ること |
年会費 | 10,000円+税 |
ポイント還元率 | 1.00% |
付帯電子マネー | iD |
家族カード | 1000円+税 |
ETCカード | 条件付き無料 |
国内・海外旅行保険 | 国内:最大5000万円 海外:最大1億円 |
ショッピング保険 | 最高300万円 |
メリットを受けられる便利なdカードに、さらに「安心」や「ステータス」が追加されたカードになっています。
年会費はかかりますが、カードを利用している方や、docomoの携帯電話を利用している人なら、年会費をポイントでカバーできます。
dカード GOLDだけの4つの特徴
docomoのdカードは、一般カードからゴールドカードになると、以下のような特典が追加されます。
- さらに貯めやすくなったdポイント
- 10万円のケータイ補償が付いてくる
- 携帯電話購入優待券を利用可能
- 空港ラウンジの無料利用
特徴1.さらに貯めやすくなったdポイント
カード利用額100円につき、1ポイント(還元率1%)のdポイントを集めることができます。
一般カードと同様に、dカード特約店で還元率2%以上になることが可能です。
さらにdocomoの携帯電話やdocomo光の利用金額1000円につき、10ポイントが加算されます。
携帯電話やdocomo光を積極的に利用している方は、ポイントを貯めていくことができるでしょう。
集めたポイントの活用方法も一般カードと同じく、商品券や他社のポイントプログラムに交換できます。
ローソンとマクドナルド、タワーレコードなどのdポイント加盟店で利用できますよ。
特徴2.10万円のケータイ補償が付いてくる
購入してから3年以内であれば、水漏れで携帯電話が修理不能の場合でも、最大10万円まで携帯保証されます。
10万円もあるので、携帯電話料金のほぼ全額が補償で充当できます。
docomoで携帯電話を購入する場合は、万一の場合のためにdカード GOLDで購入すれば安心です。
特徴3.携帯電話購入優待券を利用可能
初年度使える5,400円分の携帯電話割引利権(携帯電話購入優待券)を得ることができます。
また、翌年からは前年のdカード利用額に応じて、次のように購買権を受けることができます。
- 年間利用金額100万円以上・・・10800円分の携帯電話購入権
- 年間利用金額200万円以上・・・21600円分の携帯電話購入権
年間100万円以上は高く感じられますが、携帯電話料金、公共料金、ガソリン料金、ETCの料金をdカードの支払いに設定すると、いつのまにか達成しているでしょう。
特徴4.空港ラウンジの無料利用
国内にある28空港ラウンジを、カードとその日の航空券を見せれば、一円も払わずに利用できるようになります。
ラウンジは、フリードリンクやおつまみサービスがありますし、マッサージチェア、ソファーが設置されていますので、乗り換えまで空き時間を有意義に過ごせる空間です。
携帯電話の充電もでき、新聞や雑誌、デスクも用意されていて、旅行の疲れを取るのに最適です。
空き時間を利用したり、仕事を片付けたりするのにも便利でしょう。
dカード GOLDのデメリット
最大のデメリットは、年会費が10,000円かかることでしょう。
ゴールドグレードクレジットカードの年会費の中では平均的な金額ですが、有料なのはやっぱり痛いですよね。
ETCカードも年に1度も利用がないと年会費がかかります。
ETC機能は1円もかからずに発行できるクレカもあるのに、年会費がかかる可能性があるのは残念です。
またdocomo契約者以外はメリットがあまりないのも問題といえます。
docomoの携帯電話やdocomo光の利用ごとに、10%ポイントが付与される点がゴールドカードの最大のメリットです。
しかし、docomo契約者でない場合、この10%還元を受けることができません。
だからこそ、docomo契約者以外はお勧めできないのです。
dカードにおいてポイントがよくつくのは、やはりドコモのスマホ利用料金です。
ソフトバンクやau利用者がdカードゴールドをつかっても全然ポイントが貯まりません。
auの携帯電話を持った方はau WALLETクレジットカード、SoftBankのスマホを利用している方はソフトバンクカードをもつのが良いでしょう。
また各種ポイントサービス、ラウンジ無料利用、保険の厚い保障もゴールドカード会員のメリットです。
しかしdocomo優待なしの状態で、10000円の年会費を出すほどのサービスなのか考えるとハッキリいって微妙です。
まとめ
「docomoのクレジットカード」をテーマとして様々な知識を解説してきましたが、いかがでしたか?
紹介してきた知識さえ押さえておけば、dカードに関する知識はすべて網羅できています。
今後、dカードを発行する機会があるなら、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。