「LINEのクレジットカード」について情報収集している人は、以下のような不安や疑問を持っていることが多いです。
あなたも同じ疑問や不安をもっていませんか?
- LINEのクレジットカードの特徴やメリットを知りたい
- LINEのクレジットカードを使ったらおとくな店はどこ?
- LINEクレジットカードにはデメリットはないの?
上記のような疑問や不安を持っているのに解決しないまま、クレジットカードを作ろうとすると大変です。
あなたと相性の悪いカードの可能性だってあるでしょうし、求めるスペックが違うことだって考えられます。
せっかくLINEのクレジットカードを作るのだったら、有意義に活用したいですよね。
そこで今回の記事でLINEのクレジットカードについて、絶対に解決しておくべき疑問全てにLINEのカードを実際に利用しているクレカマニアが回答していきます。
この記事を読めば、あなたが知っておくべき「LINEのクレジットカード」に関する知識はすべて網羅できます。
読み終えた時には、
- 「LINEのクレジットカードの特徴・利用するメリット」
- 「LINEクレジットカードの弱点とデメリット」
についてはっきりと理解できているでしょう。
LINEのクレジットカード5つの特徴・利用するメリット
まず紹介するのは「LINEのクレジットカードの特徴・利用するメリット」です。
LINEには 独自の決済機能「LINE Pay」があります。
チャージをすると、加盟店での買い物や、LINE の友だちへ送金や割り勘ができます。
LINE payをカード化したのが国際ブランド搭載のプリペイドカード「LINE Payカード」です。
Lineペイカードは現金チャージ式のプリペイドカードなので、厳密にはクレジットカードではありません。
しかし事前にチャージされた範囲で、国内外のJCB加盟店でクレジットカードのように利用可能です。
カード表面には自分の名前がなく「LINE MEMBER」と記載されています。
店でサインをする場合「LINE MEMBER」ではなく、自分の名前を書きましょう。
この章ではそんなLINEペイカードの特徴やメリットについて深掘りしていきます。
先に結論を紹介しておきますと、以下のような特徴やメリットがLINE Payカードにはあります。
- LINEのポイントがガンガン貯まる
- 入会無料で利用のための審査や年齢制限がない
- 残高管理が簡単・便利
- LINEショッピングで利用するとボーナスポイントがつく
- 一時利用停止ができる
メリット1.Payカードを使えばLINEのポイントがガンガン貯まる
LINE Payカードは、カードの利用に応じて2%のLINEポイントを得られることがメリットです。
カード利用から1週間以内にポイントが付与されるため、スピード感があり非常に便利です。
LINE Payカードは、モバイルSuicaでの利用もポイント付与の対象となります。
LINE Payカードの還元率は2%で、高還元のクレジットカードと同レベル以上に高く還元されます。
またApple PayでもSuicaアプリ内であれば、Suicaのチャージで2%のLINEポイントを得ることができます。
Apple Payは年会費が無料であることがメリットです。ただ、オートチャージは使用できません。
LINE Payカード利用で得られるLINEポイントが2倍(還元率4%)になるキャンペーンが実施されることもあります。
カード利用で集めたポイントは、1円分のLINE Payの残高に交換可能です。
交換するとLINE Payカードの残高も同期して反映されます。
つまりLINE Payカードの利用で還元される2%のLINEポイントは、再びショッピングに使えるようになるため、現金のような価値がでるのです。
手数料を支払えば、出金も可能です。
また、Amazon商品券、nanacoポイント、Pontaポイント、ANA SKYコイン、すかいらーく優待券などにも交換できます。
メリット2.入会無料で利用のための審査や年齢制限がない
LINE Payカードは他のクレジットカードと違い、申請の際に与信審査や年齢制限がありません。
コンビニに行って、LINE Payカードを買えば誰でもすぐに利用できます。
買えば利用できるので、LINE Payカードの入会金・年会費は無料です。
後日自宅への郵送でいいなら、LINEアプリ上でも発行可能です。
発行方法は少々面倒なので、公式サイトをよくみて発行申し込みしましょう。
参考
LINEアプリ上で発行する方法LINE Pay カード公式サイト
4種類のカードデザイン(ブラウン、ブラック、ホワイト、カラフル)から好きなタイプを選択することができます。
カード発行は1人1枚となっています。
もしカードデザインを変えたければ、LINE Payカードを一度解約し、再発行する必要があります。
この場合、カード番号の引き継ぎはないので注意してください。
メリット3.残高管理が簡単・便利
LINE PayカードはLINE Payと連動して利用履歴がLINEにリアルタイムで送られてくるので、お金の管理面でも安心です。
またLINE Payカードの残額は銀行口座、Pay-easy、コンビニなどでチャージ可能です。
コンビニではローソン、ミニストップ、ファミリーマート、サークルKサンクス、セイコーマートでチャージ可能になっています。
本人確認処理を行っている場合、LINE Payカードの残高の上限はありません。
1回あたりの利用限度額(チャージによる決済上限)が100万円と高額なのも魅力です。
メリット4.LINEショッピングで利用するとボーナスポイントがつく
2017年6月からファッション、雑貨、スポーツ、インテリアなどのショッピングサービス「LINEショッピング」が開始しました。
Yahooショッピング、楽天市場、セブンネットショッピング、GAP、アシックス等の商品をLINE上から簡単に検索・閲覧することができるサービスです。
LINEショッピングにてLINE Payカード経由で購入する場合、購買額の最大20%のLINEポイントがボーナスで付与されます。
楽天市場では楽天スーパーポイント、YahooショッピングではVポイントなど各店オリジナルのポイントは通常そのまま溜まるので、ポイントの二重取りが可能です。
例えば、LINEショッピング内の楽天市場の商品をLINE Payカードで決済すると、LINEショッピングのボーナス1%、楽天ポイント1%、LINE Payカード決済2%となり、合計で4%のポイント還元となります。
現在進行形で楽天ポイントやVポイントを利用している人でも、遠慮なく利用することができるでしょう。
ただ実際の購入は各提携サイトで行うことになるので、LINEアカウントだけでなく、購入する商品のサイトのアカウント登録が必要なので注意してください。
LINE ショッピングは各ショッピングサイトの窓口だとイメージすると、わかりやすいかもしれませんね。
メリット5.一時利用停止ができる
LINE Payカードはプリペイドカードながら、不正利用防止のための一時利用停止機能があります。
普段使わない時は第三者が支払えないように「一時停止」を設定することができるのです。
設定も非常に簡単。LINEアプリ上にある「LINE Pay」の設定をいじるだけです。
LINE Payの設定画面にある「LINE Payカード」をタップして「カード一時停止」を選択すれば処理されます。
当然ながら、”一時”利用停止なので解除も可能です。LINEアプリ内で解除も簡単にできます。
ここまででは、「LINEのクレジットカードの特徴・利用するメリット」をお伝えしました。
LINEクレジットカードにしかない特徴や利点を理解していただけたのではないでしょうか。
次に紹介するのは、「LINEクレジットカードの弱点とデメリット」です。
LINEクレジットカードの6つの弱点とデメリット
LINE Payカードのメリットや良い特徴を散々紹介してきたので、「早くコンビニにいってカードを買いたい!」と思っている人もいるでしょう。
しかしコンビニに行くのはもう少し待ってください。LINE Payカードには弱点やデメリットもあるのです。
これまで紹介してきたメリットとこれから紹介するデメリットを天秤にかけて、自分に合っているカードかどうかきちんと判断してからコンビニにいきましょう。
先に結論をいっておきますと、LINE Payカードの弱点・デメリットは以下の通りです。
- LINEアプリを利用していないとまともに利用できない
- チャージ機能が限定的で不便
- 補償が原則10万円までしか対応していない
- JCB加盟店でも利用できない場合がある
- セキュリティが甘い
- 海外で使えない
デメリット1.LINEアプリを利用していないとまともに利用できない
LINE Payカードは決済履歴・明細をLINEアプリ内だけでしか見ることができません。
他の国際ブランド搭載プリペイドカードはCSVとPDFでダウンロードでき、保管が可能できるのが普通なのですが、LINE Pay カードは少々不親切です。
履歴や明細は絶対に使うので、LINEアプリがないとまともに利用できない仕様になっているのが大きなデメリットでしょう。
LINEアプリ内での確認だけなので、利用履歴を遡って確認したい場合にも不便な仕様となっています。
コンピューター上の会員サイトでチェックしたり、CSVやPDFなどをメールやアプリでPCなどに送信したりするのは一切できないので注意してください。
デメリット2.チャージ機能が限定的で不便
LINE Payカードを利用するためには、LINE Payの残高がなければならないので、まず入金する必要があります。
銀行・Pay-easy・コンビニなど対応している場所は多いですが、先にチャージする手間がかかるのは正直面倒ですよね。
そこで登場するのが「自動チャージ機能」です。
設定した最低残高を下回ったら銀行口座から自動的にチャージできるのですが、これも少々使いにくいです。
実は入金できる銀行がみずほ、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、りそな銀行などに限定されているのです。
ゆうちょ銀行、SBIネット銀行、楽天銀行など、人気のインターネットバンクでは自動チャージできません。
デメリット3.補償が原則10万円までしか対応していない
LINE Payカードが万が一、不正行為に遭った場合は、「利用者補償制度」によって原則10万円まで補償されます。
逆にいうと、残高が10万円未満であれば問題ないですが、10万円を超えている場合、クレジットカードとは違い、すべてが補償されるわけではありません。
せっかくチャージ上限がないカードなのに、高額補償がついてないと上限を撤廃している意味がないと個人的には思います。
デメリット4.JCB加盟店でも利用できない場合がある
LINE Pay カードは「JCB加盟店なら大丈夫!」なんて触れ込みですが、すべての加盟店で使えるわけではありません。
高速道路のガソリンスタンドや公共料金、保険料など毎月の支出など本来JCBが使えるシチュエーションでも、LINE Payカードが使えない場合もあります。
公式サイトに表示されている対応店舗以外では、使えない可能性が高いと思っていた方がいいでしょう。
参考
LINE Pay カードが使えるところ一覧LINE Pay公式サイト
デメリット5.セキュリティが甘い
LINE Payカードはクレジットカードのセキュリティでは定番となりつつあるICチップが非搭載です。
ICチップ搭載型のクレジットカードと比較すると、当然セキュリティが甘くなります。
またLINE Pay カードは本人認証システムに対応していないのも問題です。
インターネットショッピングモールでは、カード番号、有効期間、名前、セキュリティコードを入力すると、本人でなくても、ショッピングができてしまいます。
万が一カード盗難、紛失があった場合は、第三者から不正利用されるリスクがあります。
また、紛失や盗難がなくても情報流出によってカード情報が流出される場合もあるでしょう。
このような事態を防ぐことが本人認証サービスです。カード以外にパスワードの入力が必要となり、不正利用の危険が低下します。
クレジットカードを安心に使うためには絶対不可欠な機能なのですが、残念ながらLINE Pay カードは非対応となっています。
もしLINE Payカードで何らかのセキュリティを施すなら、先述した「一時利用停止」機能か、カードの暗証番号を設定するしかありません。
LINEアプリ内で4ケタの暗証番号を設定することができます。
LINE Payカードのセキュリティを意識するなら必ず設定しておきましょう。
デメリット6.海外で使えない
海外旅行こそクレジットカードがよく使われるシチュエーションです。
しかしLINE Payカードは、残念ながら海外での利用ができません。
ただ韓国だけではLINE Payの残高をATM出金することができます。
韓国内に7,000台以上設置されている「新韓銀行」のATMから、直接お金を出すことが可能なのです。
本社が韓国にあるLINEならでは処置といえるかもしれませんね。
ちなみに新韓銀行での出金は、カードを利用しての出金ではないので要注意。
LINEアプリ内での認証によって出金するので、LINE Pay カードは必要ありません。
まとめ
以上、「LINEのクレジットカード」をテーマとして、様々な知識を解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
今回紹介した知識さえ押さえておけば、LINEクレジットカードに関する知識はすべて網羅できています。
今後、LINEのカードを利用する機会があるなら、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。