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マニアおすすめの飛行機系クレジットカード4選!特徴や審査基準も完全ガイド

「飛行機系」や「航空系」と呼ばれる航空会社のクレジットカードについて情報収集している人は、以下のような不安や疑問を持っていることが多いです。

あなたも同じような疑問や不安をもっていませんか?

  • 飛行機系のクレジットカードってどんなカードなの?
  • 飛行機系のクレジットカードの審査って難しいの?
  • おすすめ飛行機系のクレジットカードを教えてほしい・・・

上記のような疑問や不安を持っているのに解決しないまま、飛行機系のクレジットカードを作ってはいけません。

あなたの都合に合っていないクレカの可能性がありますし、審査に落ちることだって考えられます。

せっかく飛行機系のクレジットカードを作るのだったら、最高の1枚をスムーズに作りたいですよね。

そこで今回の記事では飛行機系のクレジットカードについて絶対に解決しておくべき疑問全てに、飛行機系カードを長年利用しているクレカマニアが回答していきます。

この記事を読めば、あなたが知っておくべき「飛行機系のクレジットカード」に関する知識はすべて網羅できます。

読み終えた時には、

  • 飛行機系のクレジットカードの特徴
  • 飛行機系のクレジットカードの審査ポイント
  • マニアおすすめの飛行機系クレジットカード

についてはっきりと理解できているでしょう。

飛行機系のクレジットカードの特徴

まず紹介するのは「飛行機系のクレジットカードの特徴」です。

飛行系カードの長所や短所はもちろんのこと、何を意識して飛行機系カードを選べばいいかなどを具体的に解説していきましょう。

マイルが他のクレジットカードのポイントよりも貯めやすい

マイルがたまるクレジットカードは世の中にたくさんありますが、“飛行機”系カードだけにあって他のクレジットカードよりもマイルが貯めやすくなっています。

他のクレジットカードの場合、貯まったポイントをマイルに交換するのが基本ですので、カードの利用料金に比例した分だけしかマイルが集まりません。

しかし飛行機系カードの場合はカード利用でポイントを貯めつつ、飛行機に乗ってもマイルが貯まるので、非常にマイルが貯まりやすくなっています。

飛行機系カード以外だと、クレジットカードのポイントと飛行機に乗ったマイルは別管理になるため、ポイントをマイルに交換する手間があるのも問題です。

また飛行機系カードなら、ボーナスマイレージが付与される場合もあります。

たとえゴールドグレードではない一般カードでも旅行保険がついていたり、空港でのショッピングが割引されたり、飛行機に乗るときのメリットが多くあります。

このような特典は、飛行機系クレジットカードゆえの恩恵と言えるでしょう。

飛行機に乗らない人には不向きなカード

飛行機系クレジットカードは、飛行機にたくさん乗らない人には不向きなカードです。

銀行系クレジットカードやショップ系クレジットカードなら普通に生活していれば誰でも利用する場面で、カードを使うことができますが、飛行機に乗る人は極めて限定的でしょう。

さらに毎日、毎週のように飛行機に乗る人はもっと少ないです。

飛行機乗車のための長所はかなりありますが、飛行機にあまり乗らない人にはそこまでの長所がないのが実情です。

飛行機系クレジットカードは長所も多いですが、飛行機を乗らないとあまり意味をなさないカードとなっています。

2大・飛行機系クレジットカード「ANA」と「JAL」の違い

ネット上でよく質問に上がるのが、ANAカードとJALカードの違いです。

この2つの違いを詳しく解説しているサイトもありますが、誤解を恐れずに言ってしまえば「航空会社が違う」だけです。

確かにANAマイルとJALマイルは貯まり方に違いがあり、細かい部分では結構異なります。

しかしどちらが良いと聞かれればどちらも良く、結局は持ち主の利用の仕方に大きく左右されます。

それぞれ良い面や劣る面はあるので、ANAとJALのどちらを選べばいいとなれば、「どちらの飛行機によく乗るのかを基準に選ぶ」というのが筆者の結論です。

例えば特典の内容だけ見て「JALマイルのほうがいい」となったとしてもANAの飛行機に搭乗する機会が多ければ、JALマイレージを集めても意味がありません。

ANAもJALも両方使うという人は、この2つが加入する「航空連盟」を基準に考えるとよいでしょう。

マイルの基礎知識からおすすめのカードまで解説!「ANAカード」完全ガイド

JALカードを4つの要素で大解剖!特徴・審査・おすすめカードまで完全網羅


航空連盟とは、世界の飛行機会社でつくったグループです。

所属連盟を把握しておけば他の飛行機を利用してもマイルが集まるので、他の飛行機のチケットを購入できたり、座席のクラスアップしたりなどの恩恵が受けられます。

ANAとJALの航空連盟の主なメンバーは、以下の通りです。

ANAとJALの航空連盟の主なメンバー
  • ANA→アシアナ航空・カナダ航空・シンガポール航空・ユナイテッド航空など
  • JAL→アメリカン航空、キャセイパシフィック航空、マレーシア航空など

ANAとJALは所属する連盟が異なるため、別の連盟飛行機を利用した場合はマイルが貯まらず、特典を利用することもできません。

ANAとJALのどちらにしたらいいか悩んだら、よく使う海外飛行機がどちらの連盟に所属していたかを思い返してください。


ここまででは、「飛行機系のクレジットカードの特徴」をお伝えしました。

飛行機系と呼ばれるクレジットカードにはどんな特徴があるのか、理解していただけたのではないでしょうか。

次に紹介するのは、「飛行機系のクレジットカードの審査ポイント」です。

飛行機系のクレジットカードの審査ポイント

この章では代表的な飛行機系のクレジットカードである「JALカード」と「ANAカード」の審査基準について解説します。

「飛行機系」とくくれるだけに、クレジットカードとしての基本的な審査ポイントは同じですが細々した点が違うので注意が必要です。

飛行機系カードはそもそも取得が難しい

クレカマニアとしての経験則をいうと、JALカード・ANAカードはクレジットカードの中でもそれなりに審査基準が厳しいです。

たとえ一般カードでも、「楽天カード」や「ACマスターカード」など審査が緩いカードのようにあっさり審査に通過しないので注意してください

個人信用情報機関に「未入金」「延滞」の記録があったり、債務整理の経験者や無職の人が申請しても即・否決の可能性が高いです。

しかし一般的な属性(収入350万円・正社員・勤続3年以上)なら、何の問題もなしに可決されるでしょう。

パート・アルバイト、派遣社員、契約社員も可決される可能性もゼロではないですが、前述の個人信用情報機関に事故情報がある人は否決される可能性が高いので注意が必要です。

JALカードの取得難易度

まずはJALカード(一般カード)の審査ポイントから深掘りしていきましょう。

JALカードは「高校生を除いた18歳以上で日本に生活基盤があり、日本国内で利用料金の支払が可能な人」が対象です。

対象条件を見れば分かりますが、「日本国籍がなければ入会基準を満たさない」とは記載されていません。

つまり日本に生活基盤があり、日本で利用した分の料金の支払いができたら、外国人でも取得可能なことを意味します。

申請時には日本の住所が必要で、カードの受け取りには外国人登録証が必要になりますが、国籍で否決されることはありません。

またJALカード申請資格を見ると、「生活基盤がない人=無職や不正入国者」は対象外となっています。

申請資格がない人の場合、申請したところで門前払いとなるでしょう。

ちなみにJALカードを審査するのは主に「三菱UFJニコス」と「JCB」です。

両社ともに個人信用情報機関のCICJICCのデータを照会します。

楽天カードなら1~2回の未入金であれば可決される可能性もありますが、JALカードは即・否決になるため要注意です。

個人信用情報機関に少しでもネガティブ情報がある状態では、どんなに年収が高い人でも落ちます。

逆に延滞などは無くて、勤続年数1~3年以上など一般的な属性の人なら問題なく取得できます。

国際ブランドごとの“クセ”に注意する

JALカードはVISA、MasterCard、アメックスについては三菱UFJニコスが審査し、JCBについてはJCBが審査をしており、それぞれ「審査のクセ」というものが存在します。

個人的経験則から確信しているのは、JCBの審査のクセです。

JCBは自社の「クレジット・ヒストリー(クレヒス)」を審査結果に明らかに反映しています。

クレヒスとは信用情報機関に記録された個人情報のことを指します。

仮に学生時代にJCBのJALカードを延滞なく利用続けていたなら、勤務先などに関係なく審査に通過します。

このようにJCBでは自社のクレヒスがよければ、JALカード(JCB)はあっさり通るのです。

場合によってはJCBカードプラチナやJCBゴールドカードを所有することも可能でしょう。

ANAカードの取得難易度

次にANAカードの取得の難易度について解説していきましょう。

JALカードとは違って、国際ブランドごとに明らかに審査難易度が異なるため注意が必要です。

アメリカンエキスプレス(アメックス)やダイナースなどを希望する時は、アメックスやダイナースが直接審査することになります。

アメリカンエキスプレスやダイナースブランドはクレカマニアであれば、知る人ぞ知る「審査の厳しいブランドです。

もし国際ブランドに執着がなく、審査に確実に通したいのであれば、アメックスとダイナースは回避するのをおすすめします。

VISAなどアメックスやダイナースよりも審査が甘いブランドを選ぶといいでしょう。

ANAのアメックスは審査の緩いブランドではない

インターネット上のQ&Aサイトや各種掲示板を見ていると、アメリカンエキスプレスのANAカードに関して「審査が緩い」としばしば紹介されています。

クレジットカードマニアを自負する筆者から言わせてもらうと、決してそんなことはありません。

先ほども紹介したように、どちらかというとANAカードの中でも審査が厳しい部類に入ります。

クレカに詳しい人なら「アメックスは審査が厳しいブランド」と知っているので、すぐに「デマ」だと気づけるのですが・・・。

ANAカードになったからといって、アメックスの審査難易度が緩くなることはありません。

決して、ネットのデマには流されないようにしてくださいね。


ここまででは、「飛行機系のクレジットカードの審査ポイント」をお伝えしました。

飛行機系クレジットカードの審査を通過するためのポイントを、理解していただけたのではないでしょうか。

次に紹介するのは、「マニアおすすめの飛行機系クレジットカード」です。

マニアおすすめの飛行機系クレジットカード4選

飛行機系のクレジットカードは主にJALとANAですが、クレジットカードの種類として2枚しかないわけではありません。

同じJAL・ANAカードでも、細かなスペックが違うクレジットカードが大量に存在します。

クレカ初心者では比較できないほどたくさんのクレジットカードがあるので、どのカードにするか決断するのは非常に難しいでしょう。

そこでこの章では飛行機系のクレジットカード初心者に向けて、クレカマニアが推薦するカードをJAL・ANAカードをそれぞれ2枚ずつ紹介して行きます。

今回紹介するおすすめの飛行機系のクレジットカードは、以下の4枚です。

ANAカード2選
  • ANA VISA Suicaカード
  • ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
JALカード2選
  • dカード
  • イオンカード(JMB WAON一体型)

 ANA VISA Suicaカード

ANAと三井住友カードが提携して発行しているのが、ANA VISA Suicaカードです。主なスペックは以下の通り。

国際ブランドVISA
年会費(初年度)無料
年会費(二年目以降)2000円+税
発行期間約4週間
旅行保険海外あり・国内なし
ETCカード機能あり

便利なSuica機能がついたクレジットカードです。

飛行機に乗らなくてもANAマイルが効率良く貯まる一枚としてマニアの中では有名なカードとなっています。

最大の特徴はSuicaオートチャージ機能でポイントが貯まる点でしょう。

通勤や通学でポイントが貯まるうえ、ANAの多彩なサービスをも堪能できるコスパの良いクレカです。

 ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)

マイル狙いのクレカマニアなら絶対に持っているといっても過言ではないのがソラチカカードです。主なスペックは以下の通りになっています。

国際ブランドJCB
年会費(初年度)無料
年会費(二年目以降)2000円+税
発行期間約3週間
旅行保険海外あり・国内あり
ETCカード機能あり

使い方によっては、劇的にマイルが貯まるクレジットカードの筆頭がソラチカカードです。

東京メトロに乗車する際にメトロポイントが付与され、それをANAマイルに高レートで交換できます。

仮に東京メトロに乗らなくても、ショッピングサイトを利用することでガンガンマイルが貯まる優れもの。

飛行機に乗らなくてもマイルが貯めたい人なら、ソラチカカードを選んでおけば問題ないといっても過言ではないです。

ANAカードについては下記記事でも詳しく解説しています。

マイルの基礎知識からおすすめのカードまで解説!「ANAカード」完全ガイド

dカード

携帯会社のドコモが発行するクレジットカードが「dカード」です。主なスペックは以下の通り。

国際ブランドVISA・MasterCard
年会費(初年度)無料
年会費(二年目以降)1250円+税
発行期間最短5営業日
旅行保険海外なし・国内なし
ETCカード機能あり

dカードはJALマイルが貯まるカードの中でも特殊な利点をもちます。

それはマクドナルドで、電子マネー「iD」で決済すると、5%ポイント還元になること。

集めたdポイントは、もちろんJALマイルに交換することが可能ですよ。

dカードはドコモの携帯電話料金の10%をポイントとして受けとれる機能もあるので、効率的にJALマイルをためることができます。

イオンカード(JMB WAON一体型)

大型ショッピングモールでおなじみの「イオン」が発行するクレカである「イオンカード」。

JALマイルに特化したイオンカードが「JMB WAON一体型」です。主なスペックは以下の通りです。

国際ブランドVISA・MasterCard・JCB
年会費(初年度)無料
年会費(二年目以降)無料
発行期間約6週間
旅行保険海外なし・国内なし
ETCカード機能あり

カードでのショッピングまたは、電子マネーWAONの利用でJALマイルを獲得できます。

イオングループ店舗で毎月20日・30日に買い物すると5%割引になるうえ、毎月5のつく日はマイルが2倍貯まる特典もあるカードです。

よくイオンの買い物する人で、JALマイルを貯めたいなら絶対におすすめできる1枚となっています。

また、マイルの貯まるクレジットカードについては下記記事でも詳しく解説しています。

マイルが貯まるクレジットカード4選と効率よく貯めるたった1つの方法

イオンカードを5つの要素で完全解剖!ポイント制度から割引制度まで大解剖

まとめ

以上、「飛行機系のクレジットカード」をテーマとして主に3つ知識を解説してきましたが、いかがでしたか?

紹介した3つの知識さえ押さえておけば、飛行機系のクレジットカードに関する知識はすべて網羅できています。

今後、飛行機系のクレジットカードを発行する機会があるなら、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。