「マイルが貯まるクレジットカード」について情報収集している人は、以下のような不安や疑問を持っていることが多いです。あなたも同じ疑問や不安をもっていませんか?
- マイルが貯まるクレジットカードのメリット・デメリットとは?
- クレジットカードでマイルがよく貯まるのはどれ?
- マイルが効率よく貯まるクレジットカードの使い方を教えて!
上記のような疑問や不安を持っているのに解決しないまま、クレジットカードを作ろうとすると大変です。
ポイント効率の悪いクレカを契約する可能性がありますし、いつまで経ってもマイルが貯まらないことだって考えられます。
せっかくマイルが貯まるクレジットカードを作るのだったら、最も貯まりやすいカードを作って、効率的に貯めていきたいですよね。
そこで今回の記事では「マイルが貯まるクレジットカード」について、絶対に解決しておくべき疑問全てに、クレジットカードを長年研究してきたクレカマニアが回答していきます。
この記事を読めば、あなたが知っておくべき「マイルが貯まるクレジットカード」に関する知識はすべて網羅できます。
読み終えた時には、
- マイルが貯まるクレジットカードのメリット・デメリット
- 最もマイルが貯まるクレジットカード4選
- マイルを効率よく貯めることができるクレジットカードの使い方
についてバッチリ理解できているでしょう。
マイルが貯まるクレジットカードのメリット・デメリット
まず紹介するのは「マイルが貯まるクレジットカードのメリット・デメリット」です。
マイルが貯まるクレジットカードといえば、「ANAカード」です。
クレカマニアとしては、マイルを貯めたいなら、ANAカード以外は論外と胸を張って言います。(※ネット上の記事によくマイルが貯まるとしてよく紹介されている「アメリカンエキスプレス」や「JAL」は論外です。)
JALカードを4つの要素で大解剖!特徴・審査・おすすめカードまで完全網羅
- 日常生活をしているだけで、マイルがどんどん貯まる(コンビニなどの小額決済でも貯まる)
- 電車をよく乗る人もマイルをガンガン貯められる(東京メトロ以外でもマイル貯まる)
- 「アメリカンエキスプレス」や「JAL」は、審査難易度も高く、
年会費など維持費がANAカードよりも高い。(+5,000円~10,000円は高い) - アメリカンエキスプレスやJALカードはマイルが日常生活だけでは貯まりにくい。(JALカードは、JALを月に1回は乗るなどの特殊な生活をしないと、貯まりません。)さらには、
ソラチカルートのような高還元のルートもない。
そこで、本記事ではANAカードに特化して特徴やメリット・デメリットを紹介していきます。
そもそもANAカードとは?
ANAカードはカードの名前にあるように「ANAマイル」を貯めるためのクレジットカードです。
JCB、VISA、Master、AMEX、ダイナース、それぞれのブランドでANAカードがあります。
選択するカードによって機能や年会費も大きく変わるので、自分に合うカードを選ぶのが重要です。
年会費が高いほど機能が充実していますが、自分に合うとは限らないので注意してください。
ANAカードは普段のショッピングでも、ポイントが貯まります。
貯まったポイントはANAマイルに交換可能なので、忘れないよう手続きしておきましょう。
カードによってポイントの貯まりやすさが全く違ってきます。
カードを使う機会が多ければ、なるべくポイントが貯まりやすいカードを選びましょう。
ANAマイルの特約店があれば、クレジットカードを使用したときにポイントと共にANAマイレージが貯まります。
こちらも並行利用すると、日常生活でANAマイルが貯まりやすいです。
ANAカード共通の特典とメリット
ANAカードを持っていると関連したサービスを使用しましょう。
割引になったり、ANAマイレージが貯まりやすくなったりします。
あまり目立たないサービスかもしれませんが、知っておけば実際に使える時に役に立ちます。
特に旅行や出張するタイミングで、ANAカードが活躍する機会が多いです。
ANA飛行機搭乗でボーナスマイルが貯まる
ANAカードを使って飛行機を利用すれば、ボーナスマイレージが貯まります。
カードによって基本区間のマイレージに10.50%が加算される仕組みです。
ANAカードを使っていらっしゃる方たちは、年会費無料のANAマイレージクラブ会員より確実にお得です。
また搭乗するたびにANAプレミアムポイントが貯まるもの魅力です。
ANAの国内・海外ツアーが割引される
「ANA SKY WEB TOUR」で国内ツアー、海外ツアーを予約する時もANAカードを使う事をお勧めします。
ANAカードを使うだけ5%割引されます。
航空券やホテル・旅館を同時に予約できるので、旅行、出張する時の時間が節約できますよ。
元々かなり高くなりやすいので、ANAカードによる5%割引はかなり大きいです。
ANA系列のホテルの料金が割引される
ANA系列のホテルに宿泊するなら、ANAカードを持っていれば宿泊料金が5%割引になります。
ANAインターコンチネンタルホテル、ANAクラウンプラザホテル、ホリデー・イン・リゾートANAホテル・・・。
これらのホテルは、サービスがしっかりしていることもあり料金がどうしても高くなります。
とくにインターコンチネンタルホテルは高級ホテルなので、1泊20,000円以上はします。
5%割引になると1,000円も安くなりますよ!
ANA FESTAでの買い物が割引される
空港にANAのギフトショップ「ANA FESTA」が入っているところがあります。
ANA FESTAでショッピングするなら、ANAカードを持っておくと10%OFFでお買い物できます。
もし10,000円のプレゼントを買えば1,000円安くなって支払いは10,000円を切ります。
ANAカードは年会費がかかることが多いので、このような特典で年会費の元を取るのが賢い使い方です。
筆者もANA FESTAで10%割引で買い物した事がありますが、思った以上にお得感がありました。
ANA機内販売でも割引になる
ANA便の飛行機に乗れば、機内販売があります。
機内販売で何か購入を考えた時も、ANAカードの支払いがオススメです。
ANAカードで支払うだけで10%割引されます。
ANAの機内販売は限定品を販売することもあり、利用価値が高いです。
希少価値が高い物を、ANAカードで10%割引できるのはありがたいですね。
ANAショッピング「A-style」のショッピング
ANAのショッピングサイト「A-style」で買い物する時も、ANAカードを持っていれば節約できます。
ANAカードで決済すれば5%OFFです。
5%OFFになったうえに、カードの決済でANAマイルも貯まります。
同じ金額の買い物をしても、ANAカードで支払うだけで安くなるなら、使わない手はないです。
ANAラウンジはプレミアムカードを持っていれば使用できる
空港に行けばANAラウンジがあります。
普通なら入れませんが、いろいろな方法でANAラウンジに入れます。
ANAカードでラウンジに入る条件は、年会費が高いANAプレミアムカードを持っていなければなりません。
搭乗前の時間をANAラウンジで送るのは、誰よりも優越感を感じることができます。
筆者も空港を使う時は少し早めにいって、必ずANAラウンジで一息つくようにしています。かなり快適ですよ。
電子マネー利用時にポイント付与される
ANAカードはクレジットカードとして使うだけではなく、電子マネーとしても使用することができます。
カードによって、付いている電子マネーの種類が違うので要注意。
iDはポイント付与の対象です。
残念なことに、WAON、PiTaPaは、ポイント付与の対象外です。
マイルの基礎知識からおすすめのカードまで解説!「ANAカード」完全ガイド
ここまででは、「マイルが貯まるクレジットカードのメリット・デメリット」をお伝えしました。
マイルが貯まるクレジットカードの代名詞であるANAカードの利点や弱みを理解していただけたと思います。
次に紹介するのは、「マイルが貯まるクレジットカード4選」です。
マイルが貯まるクレジットカード4選
ここまでマイルが貯まるクレジットカードであるANAカードの利点を紹介しましたが、「マイルが一番貯まるANAカードの種類は?」と思っている人もいるでしょう。
そこでこの章では、クレカマニアである筆者が選んだおすすめのマイルが貯まるクレジットカードを紹介していきます。
今回紹介するANAカードは以下のラインナップです。
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA/Masterワイドゴールドカード
- ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)
- ANA JCBワイドゴールドカード
ではさっそく次項よりそれぞれのANAカードの紹介をまとめていきます。
ANA VISA Suicaカード
ANAカードとSuicaが一体型になっているクレジットカードです。まずは以下のスペックをご覧ください。
年会費 | 税込2,160円 |
---|---|
マイル移行手数料 | 6,480円 |
マイル還元率 | 0.5~1.0% |
ポイント有効期限 | 2年間 |
対応電子マネー | Suica、iD、PiTaPa |
搭乗ボーナスマイル | 10% |
継続マイル | 1,000マイル |
マイルを貯めながら、普段の移動もSuica払いにできて非常に便利なカードです。
Suicaチャージでもマイルを貯める事ができるのでマイルがガンガン貯まります。
ただ、Suica定期券にはできないところが残念です。出張で関東地域に行く方には、ちょうど良いカードになります。
ANA VISA/Masterワイドゴールドカード
ANA VISA/Master、一般カードをアップグレードしたゴールドカードになります。
まずは以下のスペックをご覧ください。
年会費 | 税込15,120円 |
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マイル移行手数料 | 無料 |
マイル還元率 | 1.00% |
ポイント有効期限 | 2年間 |
対応電子マネー | 楽天Edy、iD、PiTaPa |
搭乗ボーナスマイル | 25% |
継続マイル | 2,000マイル |
年会費が高くなりますが、マイル移行手数料が無料なのでマイルをよく交換する人にとってオトクなカードです。
ゴールドカードなので、国内空港ラウンジが利用できたり、海外旅行保険が付帯されます。
ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)
東京メトロを使用するなら、もの凄くお得なANAカードです。まずは以下のスペックをご覧ください。
年会費 | 税込2,160円 |
---|---|
マイル移行手数料 | 5,400円 |
マイル還元率 | 0.5~1.0% |
ポイント有効期限 | 2年間 |
対応電子マネー | PASMO、nanaco、QUICPay、PiTaPa |
搭乗ボーナスマイル | 10% |
継続マイル | 1,000マイル |
普段東京メトロを使っている人なら必ず持ちたい、筆者一押しのANAカードです。
使い方によってはもっともマイルが貯まるクレジットカードといえます。
東京メトロに乗車するたびにメトロポイントが付与され、ANAマイルに高レートで交換できる驚異の効果を持ちます。
マイルが貯まるクレジットカードを求めるなら、ソラチカカードを選んでおけば問題ないといっても過言ではないです。
ANA JCBワイドゴールドカード
ANA JCBワイドカードのさらに上位カードになるのが、ANA JCBワイドゴールドカードです。
まずは以下のスペックをご覧ください。
年会費 | 税込15,120円 |
---|---|
マイル移行手数料 | 無料 |
マイル還元率 | 1.00% |
ポイント有効期限 | 2年間 |
対応電子マネー | 楽天Edy、iD、PiTaPa |
搭乗ボーナスマイル | 25% |
継続マイル | 2,000マイル |
楽天Edyに特化し、200円ごとに1マイル貯まります。
さらに楽天Edyの分割払いは200円ごとに1マイル貯まる利点があります。
楽天をよく使う人でマイルを貯めているなら、このカード一択といってもいいでしょう。
ここまででは、「最もマイルが貯まるクレジットカード4選」をお伝えしました。
どんなクレジットカードがマイルが貯まりやすいのか、理解していただけたのではないでしょうか。
次に紹介するのは、「マイルを効率よく貯めることができるクレジットカードの使い方」です。
マイルを効率よく貯めることができるクレジットカードの使い方
「マイルをたくさん貯めるには、飛行機にたくさん乗らなければいけない」なんて思っている人、いませんか?
結論から言いましょう、それは全くの誤解です。
飛行機に全く乗らず、マイルを貯めている人たち・通称「陸マイラー」が増えています。
そのような陸マイラーが大量にANAマイルを貯めている方法をこの章では紹介していきましょう。
飛行機利用・クレジット決済だけでは絶対に貯まらない
マイルが貯まる方法として広く認識されているのは、飛行機利用です。
クレジットカード決済でさえ、マイルを大量に獲得するには時間とお金がかかるため苦労します。
例えば、マイルでハワイ往復便を利用する場合、40,000マイルは必要です。
マイレージ還元率1%のANAカードを利用しても、40,000マイルを集めるには400万円決済する必要があります。
飛行機利用で集まった航空マイルの場合でもそうです。
マイレージ会員等級の最高等級である「ダイヤモンド会員」でも難しいです。
ダイヤモンド会員の飛行ボーナスマイレージは130%です。
仮に月に1回東京―札幌間の出張があったとしても、1年かかります。
さらに40,000マイル貯めるのに必要な航空券は、100万円近い費用になります。
ポイントサイトでANAマイルを無料で貯める
ポイントサイトを利用して貯まったポイントをANAマイルに交換すれば結果的に大量に貯めることができます。
ポイント交換所サイトを利用することで、複数のポイントを1つに整理することができます。
さらに早く、多くのANAマイルを獲得することができるのです。
代表サイトは「ハピタス」などでしょう。
ポイントサイトではネットショッピングで買い物するだけで簡単にポイントが貯まります。
高還元の物もたくさんあり、1回の利用でANAマイル5,000マイルほどのポイントを得ることもあります。
自分のペースや興味のあることで利用できるのも、ポイントサイトならではの魅力です。
無理なく、楽しく、マイレージを貯めることができます。
「ポイント交換経由」でより多くのANAマイルに交換可能
ANAマイルはポイント交換時でも提携企業ごとに交換レートが異なります。
つまり効果的なポイント交換所を経由することにより、高レートでのポイント交換が可能になるのです。
例えば、東京メトロが発行するメトロポイント。
メトロポイントからANAマイルへの交換は、100ポイント→90マイルと交換となっています。
高還元であるポイントサイトを経由することにより、より多くのマイルを獲得することができます。
メトロポイントを効率よくANAマイルに変える方法については、下記記事に詳しく解説しておりますので、気になる方はご確認ください。
マイルの基礎知識からおすすめのカードまで解説!「ANAカード」完全ガイド
まとめ
以上、「マイルが貯まるクレジットカード」をテーマとして主に3つの知識を解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
紹介した3つの知識さえ押さえておけば、「マイルが貯まるクレジットカード」に関する知識はすべて網羅できています。
今後、マイル目的でクレジットカードを申し込む機会があるなら、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。