「家族カード付きのおすすめクレジットカード」について情報収集している人は、以下のような不安や疑問を持っていることが多いです。
あなたも同じような疑問や不安をもっていませんか?
- 家族カードを前提にクレジットカードを選びたいのだけど何を基準にすればいい?
- お得に家族カードが発行・利用できるおすすめのクレジットカードを知りたい
- そもそも家族カードについて、まだあまりよく理解できていない・・・
上記のような疑問や不安を持っているのに解決しないまま、家族カード付きのクレジットカードを発行しようとしてはいけません。
お得な家族カードではないかもしれませんし、余計な出費が発生するクレジットカードを選択している可能性だって考えられます。
せっかく家族カード付きのクレジットカードを作るのであれば、戦力になる1枚としてお得に利用したいですよね。
そこで今回の記事では家族カード付きのクレジットカードについて、絶対に解決しておくべき疑問全てに、クレカを長年研究してきた筆者が回答していきます。
この記事を読めば、あなたが知っておくべき家族カード付きのクレジットカードに関する知識はすべて網羅できますよ!
読み終えた時には、
- おすすめのクレジットカードを知る前に押さえておくべき家族カードの基礎知識
- 家族カードが付いているおすすめのクレジットカード5選
についてはっきりと理解できているでしょう。
今回ピックアップする家族カード付きおすすめクレジットカードは、以下の5枚です。
- オリコカード ザ ポイント
- dカード GOLD
- アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード
- ダイナースクラブカード
- MUFGプラチナアメックスカード
おすすめのクレジットカードを知る前に押さえておくべき家族カードの基礎知識
まず紹介するのは「おすすめのクレジットカードを知る前に押さえておくべき家族カードの基礎知識」です。
そもそも家族カードとは
家族カードは、自分の家族が使用できるクレジットカードです。
元々クレジットカードは、利用規約上で「名義者本人のみの利用」と規定があります。
しかし、家族カードは自分の妻、親子も自分のクレジットカードが使用可能です。
家族カードは「追加発行」
家族カードは、構造的には追加でクレジットカードを発行します。
もしJCBカードを保有している場合、同じ機能を持ったJCBカードを追加できます。
また家族カードは、複数枚発行が可能ですが、家族カードを1枚発行しても、誰もがカードを使えるというわけではありません。
家族カードでも名義人を定めなければなりません。
親が持つカードの家族カードを息子名義にすれば、息子しか使えないカードになります。
もし名義人以外の家族が家族カードを利用すれば、大変なことになるので注意してください。
最悪の場合、クレジットカード自体の没収もあるかもしれません。
重要なクレジットカードを失うことになるので、絶対にしないようにしてください。
家族カードを発行できる人は限られている
家族カードによくありがちな勘違いが、「家族なら誰でも作れる」です。
家族の誰もがカードを発行できるということではありません。
例えば、18歳に満たない人だと発行できませんし、兄弟やいとこは発行NGのクレジットカード会社もあります。
同居する父母や配偶者、子供だけに限定するクレジットカード会社も多いです。
家族カードの発行方法
家族カードを発行したいなら、クレジットカード会社の定義する対象者を確認してください。
カード会社で異なる場合もありますが、両親と自分の配偶者、子供なら間違いありません。
また原則として家族カードを申請するためには、本カードを作成した後に手続きをする必要があります。
本カードを作成するときに、同時に申請する方法もありますが、どちらの場合も本カードと同様に審査が必要です。
追加で申請する場合と比較し、本カードと同時に申請すれば手続きが簡単になることが多いですよ。
審査基準は本カードより緩い
家族カードを発行するうえで、知りたいのはやはり審査基準ですよね。
結論からいうと、家族カードもクレジットカードなので、審査なしでは済みません。
冒頭にも紹介しましたが、家族カードは本カードの分身です。
本会員の属性を総合判断して審査が行われます。
本会員の経済的信用を確認すれば、収入がない専業主婦やバイトのみの学生もカードを持つことができます。
つまり家族カードですと普通のクレジットカードよりも発行してもらいやすいのです。
しかし高校生以下の方ですと家族カードを発行してもらえないので、注意しなければなりません。
家族カード審査に落ちるケース
本カードの審査に通っている方ならほとんどないですが、まれに審査に落ちる場合もあります。
落ちる場合は大きく2つです。
1つは本会員の経済的な信用が怪しいと判断されたときです。
本カードの審査に通過した後に、支払遅延等の金融事故があると審査に落ちる事があります。
2番目の理由は、家族カードの所有者になる家族がカード会社に対して過去にトラブルがあった場合です。
本会員の経済的信用を確認された後、所有者になる配偶者や両親、家族も調査されます。
家族が支払いを滞納したり、あるいは強制的に退会させられたことがあれば、審査に通過するのは難しくなります。
ちなみに家族カードの審査に通らなかったとしても、本カードの信用情報への影響はありません。
しかし家族カードの所有者にしようとした家族の信用情報に「審査に落ちた」という経歴が残ってしまいます。
もし家族カードを申請する場合、所有者の考慮も重要です。
家族カードの選択方法
家族カードを使用するのであれば、利益になるカードを選びたいですよね。
しかし、どんな家族カードを選択すべきなのか知らない人も多いはずです。
ここからは初めて家族カードを使う人のために選択ポイントを紹介していきます。
家族でポイントを貯めれるかどうか
家族カードの中には、家族とポイントを貯めることができるカードもあります。
コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどで支払いに使う際には、ポイントが貯まっていく家族カードがいいです。
一人だけでなく、家族みんなでポイントを貯めると効率が良いです。
親カードと家族カードで一緒にポイント貯められるクレジットカードは、効率的にポイントが積み立てできますよ。
代表的なカードはJALカードやANAカードです。
家族でポイントを貯めたら、1年に1度は、国内旅行に無料で行けるかもしれません。
マイルの基礎知識からおすすめのカードまで解説!「ANAカード」完全ガイド
JALカードを4つの要素で大解剖!特徴・審査・おすすめカードまで完全網羅
年会費無料かどうか
家族カードを選ぶなら、年会費は無料のカードを選択しなければなりません。
元々親になるクレジットカードに年会費がない場合は、家族カードも年会費無料です。
しかし、三井住友VISAプラチナカードのように年会費が5万円を超えるクレジットカードでも、家族カードの年会費は無料となる場合も多いです。
個別に契約をしたら、年会費が大幅上昇する場合が多いので、年会費がない家族カードを使用してクレジットカードの維持費を節約しましょう。
サービスが充実しているかどうか
多くの家族カードは親となるクレジットカードと同様のサービスです。
例えば、親カードが空港ラウンジを無料利用可能なら、家族カード所有者も同じサービスを利用できます。
家族カードを発行しているなら、家族旅行の時、みんなが空港ラウンジを無料利用できますよ。
ここまでは、「おすすめのクレジットカードを知る前に押さえておくべき家族カードの基礎知識」をお伝えしました。
クレジットカードの家族カードとは一体どんな機能なのか、理解していただけたのではないでしょうか。
次に紹介するのは、「家族カードが付いているおすすめのクレジットカード5選」です。
家族カードが付いているおすすめのクレジットカード5選
家族カードは、どうしても本カードの「機能限定版」のイメージを持つ方も多いでしょう。
しかし中には家族カードでも、本カードと同等のサービスを利用できるカードもあります。
この章ではそんな家族カードの機能が非常に優れているおすすめクレジットカードを紹介していきます。
今回ピックアップする家族カード付きおすすめクレジットカードは以下の5枚です。
- オリコカード ザ ポイント
- dカード GOLD
- アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード
- ダイナースクラブカード
- MUFGプラチナアメックスカード
おすすめ家族カード付きクレジットカード1.オリコカード ザ ポイント
オリコカードシリーズの代表格が「オリコカード ザ ポイント」です。
主なスペックは以下の通りです。
年会費 | 無料 |
---|---|
家族カード発行 | 無料 |
ETCカード発行 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.00% |
付帯旅行保険 | 無し |
オリコカード ザ ポイントは年会費無料で利用できるうえ、家族カードも無料で追加できます。
オリコカード ザ ポイントの家族カードで使った分のポイントは、本カードに合算して貯まるので、夫婦で一緒にポイントを貯めることが可能です。
特に加入後6ヵ月間は、ポイントが2倍になるウェルカムキャンペーンの対象となっており、家族カード利用で効率的にポイントが貯められます。
また会員専用インターネットモールの「オリコモール」を経由して、ネットショッピングを利用することで、有利にポイントを貯めることができますよ。
Amazon、楽天市場の人気のインターネットショッピングモールでも有利にポイントを貯めることができ、加入後半年間は、Amazonでは3%還元で買い物が可能です。
インターネットショッピングモールが好きな方には、おすすめの家族カード付きクレジットカードでしょう。
オリコカード3つの特徴を大解剖!マニア厳選のおすすめカードも紹介
おすすめ家族カード付きクレジットカード2.dカード GOLD
携帯通信会社のドコモが発行するのが「dカード GOLD」です。
主なスペックは以下の通りです。
年会費 | 税別10,000円 |
---|---|
家族カード発行 | 無料 |
ETCカード発行 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.00% |
付帯旅行保険 | 最高1億円 |
家族で利用しているスマホがドコモの場合、家族カードとして作っておくべきクレジットカードといえるでしょう。
dカード GOLDの家族カードを利用するメリットは、ドコモの携帯電話料金の10%がポイント還元になる点です。
家族カードを付与した家族の携帯料金もポイント還元の対象になります。
毎月家族の携帯電話料金だけで相当のポイントを貯めることができますよ。
また家族カードでも家族の携帯電話も最高10万円のケータイ補償の対象となるので、万一の故障時にも安心です。
おすすめ家族カード付きクレジットカード3.アメリカン・エキスプレス・ゴールド
高水準のクレジットカードの代表格である「アメリカン・エキスプレス・ゴールド」。
主なスペックは以下の通りです。
年会費 | 税別29,000円 |
---|---|
家族カード発行 | 1枚目:無料 2枚目以降:税別12,000円 |
ETCカード発行 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.00% |
付帯旅行保険 | 最高1億円 |
アメリカン・エキスプレス・ゴールドは、家族カードを1枚まで無料で発行できるので、1枚当たり税別14,500円で利用可能となります。
アメリカン・エキスプレス・ゴールドの家族カードは、本カードと同じレベルの旅行保険が付いて、空港ラウンジサービスを利用可能です。
またアメリカン・エキスプレス・ゴールドの家族カードは本カードと同じく「プライオリティー パス」に無料で登録もできます。
さらに家族カードでプライオリティーパス登録すると、空港VIPラウンジを年間4回無料で利用可能ですよ。
合計306ドル分のサービスを無料で利用できるので、プライオリティー パスの無料還元だけで年会費の元を取れます。
おすすめ家族カード付きクレジットカード4.ダイナースクラブカード
アメックスと共にカードの代表格であるクレジットカードが「ダイナースクラブカード」です。
主なスペックは以下の通りです。
年会費 | 税別22,000円 |
---|---|
家族カード発行 | 税別5,000円 |
ETCカード発行 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.00% |
付帯旅行保険 | 最高1億円 |
ダイナースクラブカードの家族カードの年会費は、税別5,000円となり、本カード会員とほぼ同じサービスです。
ダイナースクラブカードの家族カードでは、最高1億円の旅行保険をはじめ空港ラウンジサービスを利用できます。
特にダイナースクラブカードの優秀なレストランサービスを、家族カードで受けられるのはメリットです。
家族カードを持った人が友達と食事する時も、ダイナースクラブカードの特別な優遇サービスを受けられるようになっています。
税別5,000円の年会費で最上級のダイナースクラブカードサービスをほとんどすべて利用できるので、家族がほかのゴールドカードを利用するよりも割安になります。
ダイナースクラブカード7つの特徴を解説!気になる審査難易度も大公開
おすすめ家族カード付きクレジットカード5.MUFGプラチナアメックスカード
三菱UFJニコスの固有プラチナカードで発行される、「MUFGプラチナアメックス」です。
主なスペックは以下の通り。
年会費 | 税別20,000円 |
---|---|
家族カード発行 | 無料 |
ETCカード発行 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.50% |
付帯旅行保険 | 最高1億円 |
MUFGプラチナアメックスは、プラチナカードの本カードとほぼ同じレベルの家族カードを1枚まで無料で発行できます。
家族カードでも、最高1億円まで補償する旅行保険や空港ラウンジの無料サービスを利用できますよ。
また、「プライオリティー パスプレステージ会員」を家族会員でも無料で取得できます。
プレステージ会員年会費は399ドルなので、家族でプレステージ会員を取得すれば、約8万円以上の年会費が無料になります。
まとめ
「家族カード付きのクレジットカード」をテーマとして様々な知識を解説してきましたが、いかがでしたか?
紹介してきた知識さえ押さえておけば、家族カード付きクレジットカードに関する知識はすべて網羅できています。
今後クレジットカードの家族カードを発行する機会があるなら、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。